米Caldera Internationalが米国時間5月29日に,2002会計年度第2四半期(2002年2~4月期)の決算を発表した。
売上高は1550万ドル。220万ドルの非現金費用などを含めた純損失は660万ドル(1株当り損失は0.47ドル)。前期の純損失は1100万ドル(1株当り損失は0.77ドル)だった。
「支出削減を継続させたことにより,継続事業のコストを前期に比べ210万ドル減らした。これは13%の減少になる」(Caldera社CEO兼社長のRansom Love氏)
同社は2001年5~7月期に,米Tarantella(旧名:Santa Cruz Operation:SCO)のServer Software部門とProfessional Services部門の買収を完了している。「SCO社の2部門を買収した以降の4四半期で,四半期ごとの営業費用を800万ドル,つまり36%削減した。これは,買収時に決定した6四半期間の経営計画と一致している」(同氏)
またCaldera社は,今後の業績について次ぎのような見込みを明らかにしている。
・2002会計年度第3四半期(2002年5~7月期)の売上高は1400万ドルから1500万ドル。効率化をさらに進めることで,65%だった粗利率が2%から3%増加し67%になる。営業費用は3%から4%減少する。
・2002年5月8日に発表した人員削減と2カ所の事務所閉鎖に伴い,追加のリストラ費用が発生する。
・2002会計年度(2001年11月~2002年10月期)通年の売上高の見込みを変更し,6000万ドルから6400万ドルとする。
なお同社は前年同期に大規模な買収を行ったことで,事業構成を大幅に変更した。そのため,同期と前年同期の比較を行っていない。
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