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Windows XP Embeddedを米MSがリリース,15社以上が対応機器を発売へ米Microsoftが米国時間11月28日に,「Windows XP Embedded」が利用可能になった,と発表した。同社がラスベガスで開催した第2回Windows Embedded Developers Conference(WEDC)で明らかにしたもの。同日から注文を受け付け開始した。2002年2月28日までの90日間は,プロモーション価格995ドル(送料別の予想市場価格)で購入できる。 Windows XP Embeddedは,「Windows XP Professional」をベースとした組み込み機器向けOS。1万種以上のコンポーネントで構成しており,開発ツールなども付属する。開発者が使用するコンポーネントを取捨選択できるので,「メモリーの大きさが限られる組み込み機器に適している」(Microsoft社)。POS機器やシン・クライアント,ゲーム機,自動販売機,工場用オートメーション機器,家庭用ゲートウエイ,セットトップ・ボックスなどでの利用を想定する。 Windowx XP Embeddedのサイズは最小構成で4.8Mバイトとなる。基本的なWin32システムを加えると14Mバイト,基本的なWin32システムにセキュリティ・インフラを入れると25Mバイト。Win32 APIのフルセットや,ユーザー・インタフェース,「Microsoft Internet Explorer 6.0」「Windows Media Player 8.0」「Terminal Server client」,USBサポート,SNMPサポートを加えると70Mバイトになる。 Microsoft社は同日,Windows XP Embeddedの評価版の提供と,Windows XP Embedded向けトレーニング・カリキュラムの開催についても発表した。 評価版は,Microsoft社のWWWサイトで注文できる。価格は無料だが送料が必要となる。評価版にはフルバージョンのツール/OSのバイナリ・データが入っており,プロトタイプの構築と,作成したWindows XP Embeddedイメージのテストが行える。評価版で作成した組み込み用イメージは,初めて起動してから120日間使用することができる。 「2002年前半のうちに,15社以上の業界の大手企業がWindows XP Embeddedに対応した機器を出荷する予定」(Microsoft社) また,米Wyse Technologyが同日WEDCの場で,Windows XP Embeddedを採用したシン・クライアント「Winterm 9440XL Windows Custom-Application Terminal(WinCAT)」を発表した。9000種以上の周辺機器に対応し,ローカル環境でアプリケーションを実行できるほか,マルチメディア機能も持つ。Internet Explorer 6.0をローカル環境で使用することも可能だという。Winterm 9440XLの発売は,2002年の第1四半期を予定している。 ◎関連記事 [Microsoft社の発表資料へ(Windows XP Embeddedの発表)] |