スウェーデンのEricssonが現地時間11月15日に，米国のバージニア州リンチバーグにある同社のケーブル・モデム事業を売却すると発表した。売却先は，カナダのオンタリオ州コンコードに拠点を置くAastra Technologies。
Aastra社との売却合意により，消費者向けケーブル・モデムの設計，マーケティング，販売に関わる人員などをAastra社に移管する。これは，現在Ericsson社が行っている，製品構成の見直しを受けたもの。
なお，売却金額など詳しい取引条件については明らかにしていない。
◎関連記事
■エリクソンが2001年Q3決算を発表，19％減収で約5億4800万ドルの赤字
■エリクソンのQ2決算，赤字転落，純損失は142億2900万クローナ
■エリクソンがスウェーデン国内で4000人の従業員を削減
■エリクソンのQ1決算は49億クローナの赤字，1万人の従業員を削減へ
■エリクソンが携帯電話機製造からの撤退を正式発表，Flextronicsに製造委託へ
■エリクソンが2.5/3G技術のライセンスで新会社，ソニーとの合弁会社に統合せず
■ソニーとエリクソン，携帯電話機事業統合で正式調印，新会社は10月1日スタート
■「米国の広帯域利用は2005年に3110万世帯，CATVモデムが5割占める」と米ヤンキー
[発表資料へ]
