VoIPベンダーの米NetVoice Technologies社とその子会社が米国時間10月18日に,ルイジアナ州東地区裁判所に米国破産法の会社再建手続きであるチャプター11の申請を行った。
NetVoice社は裁判所の保護下で財政再建を図りながら,これまで通り顧客にサービス提供できるように経営を続けていく。
「過去1カヶ月に通信産業部門が経済的な困難に直面しており,NetVoiceはその影響を受ける形になった。自己破産申告は,今後の戦略的な選択肢を模索しながら会社の資産を守るための最適な手段であると信じている」(NetVoice Technologies社のCEOのJeff Rothell氏)。
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