米Microsoftが米国時間10月16日に業務システム/データ連携ソフトである「BizTalk Server 2000」の拡張製品「BizTalk Server Accelerator for RosettaNet」が利用可能になったことを明らかにした。

 BizTalk Server Accelerator for RosettaNetは,情報機器,電子部品,半導体製造業界における電子商取引/サプライチェーン・マネジメントの枠組み「RosettaNet」のサービスを実装するための製品である。ソフトウエア・アダプタやサーバー・プラットフォームなどを提供する。

 製品は「Standard Edition」と「Enterprise Edition」の二つを用意し,価格はそれぞれ4000ドル/CPUと2万ドル/CPU。

 BizTalk Server Accelerator for RosettaNetには以下のツールや技術リソースなどが含まれる。

・実装フレームワーク「RNIF(RosettaNet Implementation Framework)1.1」のBizTalk Server 2000向けパーサ。

・PIP(Partner Interface Process:データ定義や業務プロセスなどの企業間通信規約)のBizTalk Server 2000向けテンプレート

・PIPツール。80種以上のPIPを作成できるテンプレート・ベースのリソース

・RosettaNet実装をテストするためのPIPユニット・テスタ。

・書類とサンプル。

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