米Microsoftが米国時間4月18日に，カリフォルニア州アナハイムで開催中の「RosettaNet Partner Conference」で，企業間電子商取引の「RosettaNet」に対応するツールとリソース・セット「BizTalk Server Accelerator for RosettaNet」を発表した。

　Microsoft社は2月5日に，米国の医療関連データ規格「Health Insurance Portability and Accountability Act」（HIPAA）に対応した「BizTalk Server Accelerator for HIPAA」を発表しており，BizTalk Server Accelerator for RosettaNetは二つ目のBizTalk Server Acceleratorとなる。

　「RosettaNetソリューションの迅速な導入に必要なソフトウエア・アダプタやサーバ・プラットフォームを提供す」（Microsoft社）。

　BizTalk Server Accelerator for RosettaNetには以下が含まれる。

・電子商取引向けサーバ「BizTalk Server 2000」対応の「RosettaNet Implementation Framework (RNIF) 1.1」パーサ。

・BizTalk Server 2000対応の企業間事業プロセスを集めた「Partner Interface Processes (PIP)」。

・80以上のPIPに対応したテンプレート・ベースのリソースを含むPIPツール。

・RosettaNet実装をテストするためのPIPユニット・テスタ。

・書類とサンプル。

　BizTalk Server Accelerator for RosettaNetは今夏に利用可能になる。価格やライセンス体系は明らかにしていない。

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