比較ショッピング・サイトの米BizRate.comが米国時間10月15日に,「2001年第4四半期のオンラインにおける玩具の売上高が3億7900万ドルに達する」などとする調査/分析結果を発表した。前年同期比25%増となる見通しで,57%は年末のホリデー・シーズンに達成されるという。
BizRate.com社は,オンライン玩具小売り業者を対象に行ったアンケート調査の結果も発表した。それによると,オンライン玩具小売り業者はホリデー・シーズン時の「必ず揃えておく商品」のトップに米Microsoftの「X-Box」を挙げたという。2位はソニーの「PlayStation」,3位は任天堂の「Game Boy」だった。
■2001年第4四半期/ホリデー・シーズン時における玩具売上高予測
年 | Q4の玩具 売上高 |
ホリデー・シーズンの 玩具売上高 |
2000 | 3億400万ドル | 1億6700万ドル |
2001 | 3億7900万ドル | 2億1700万ドル |
この他の主なアンケート調査結果は以下の通り。
・ビデオ・ゲームを「必ず揃えておく商品」とする回答が61%あった。
・ホリデー・シーズンに備えるための最重要戦略として「顧客サービス機能の強化」を挙げた回答が33%あった。
・顧客を惹きつけるうえで最も有効なインセンティブは「送料無料サービス」と考える回答が48%あった。
・オンラインで買い物をするユーザーにとって最も重要なのは「約束通りの期日に商品が到着すること」とする回答が34%あった。
・オンラインによる玩具の注文は女性によるものが多く,その割合は72%である。
◎関連記事
■消費者は,使い捨てクレジットカード番号でのオンライン・ショッピングに安心感
■「米国オンライン販売,8月は2カ月ぶりに増加」,米NextCardの調査
■「オンライン小売りサイトの売り上げ,テロ前の97%にまで回復」と米社の調査
■「米国消費者のこれから買うゲーム機」調査,2位にXboxが食い込む,1位はPS2
■「子どもの教育には金を使う」,米トイザラス子会社と米アマゾンが学習玩具サイト開設
■「プレステ2効果! 米国Q1のビデオ・ゲーム機は売上高が146%増」と米NPD調査
■「Xマス直前オンライン商戦,電気製品に人気」と米ゴールドマンサックス
[発表資料へ]