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【速報】米HP,250億ドルで米コンパックを買収
両社の役員会は,今回の買収に関して了承済みである。買収は2002年前半に完了する予定である。両社の過去4四半期にわたる業績結果をもとに計算すると,両社合わせて一時的な経費を除いた資産は約564億ドル,1年当たりの売上高は874億ドル,1年当たりの営業利益は39億ドルとなる見込みである。事業は160カ国以上におよび,14万5000人以上の従業員を抱えることになる。 なお両社はコスト削減計画により,両社の事業を合わせた最初の会計年度(2003会計年度)で20億ドルのコスト削減効果が現れると見込んでいる。これにより「初年度通年の1株当たり利益(pro formaベース)が著しく増大する」(両社)。またこの計画が,2004会計年度の半ばには年間25億ドルのコスト削減を達成できる水準にまでに到達すると見込む。 HP社の現会長兼CEOのCarly Fiorina氏(46)が,そのまま新生HPでも同じ地位にとどまる。Compaq社の現社長兼CEOのMichael Capellas氏(46)が社長に就く。Capellas氏をはじめ,Compaq社役員会のメンバー4人がHP社の役員会に加わる。 新会社の拠点は現HP社本社のあるカリフォルニア州パロアルトに置く。Compaq社の本社であるテキサス州ヒューストンは「技術や製品開発の戦略センター」(両社)と位置づける。 250億ドルは株式で支払う。Compaq社の株主は1株当たり0.6325株(HP社が新たに発行)を取得する。この結果,新生HP社の株式は,現HP社の株主が64%,現Compaq社の株主が36%保有することになる。 新生HPは,次の四つの事業部門で構成する。なお両社はそれぞれの担当幹部の名前も発表している。数字は両社を合わせた過去4四半期の売上高合計である。
・Imaging & Printingフランチャイズ事業
・Access Devices事業
・IT Infrastructure事業(サーバー,ストレージ,ソフトウエアの事業を含む)
・サービス事業(コンサルティング,サポート,アウトソーシング) なお米IDCの調査によると,2001年第2四半期の世界パソコン市場でCompaq社は2位,HP社は4位である。単純に合計したシェアは,1位の米Dell Computerを6ポイント近く上回る。また2001年第2四半期のサーバーの世界市場(米Dataquest調べ)では,Comapq社が1位,HP社が4位。同時期のワークステーションの世界市場(米Dataquest調べ)では,Compaq社とHP社はそれぞれ4位と5位につけている。両社の出荷台数を単純に合計すると,米Sun Microsystemsを抜き,Dell社に次ぐ2位となる。
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