米Infonetics Researchが米国時間8月22日に，次世代の音声対応製品市場に関する調査結果を発表した。2001年第2四半期の売上高は1億4300万ドルで第1四半期と比べて横這いだったが，市場は2002年に20億ドル規模を超えるとみる。
音声対応製品には，音声／データ・スイッチ，VoB（voice over broadband）ゲートウエイ，VoIP（voice over IP）ゲートウエイ，クラス5パケット・ゲートウエイ，ソフトスイッチが含まれる。
コスト削減を図るサービス・プロバイダが次世代の音声対応製品を積極的に購入するようになる。
「サービス・プロバイダはTCO（total cost of ownership）を低減し，利益性を高めようとしている。同時に，新たな音声対応サービスによる収入獲得にも注目している。低迷する経済にありながら，音声／データ・スイッチ市場は四半期ごとに大幅な成長を続ける。VoBゲートウエイ市場は多くのトライアルや開発が進められている。既存の通信事業者や国際的サービス・プロバイダの後押しにより，VoBゲートウエイ市場は2002年に7億2000万ドル規模に成長する」（Infonetics社アナリストのKevin Mitchell氏）。
今回の調査は，米Accelerated Networks，米Clarent，米Convergent Networks，米CopperCom，米General Bandwidth，Integral Access社，ipVerse社，米Jetstream Communications，米Lucent Technologies，Mockingbird Networks社，Nuera社，Santera社，米Sonus Networks，イスラエルのtdSoft，Telica社，米Terayon，米Telcordia Technologies，米TollBridge，米Unisphere Networksなどを対象に分析を行った。
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