米Aberdeen Groupが米国時間6月14日に,電子メール・マーケティング市場に関する調査結果を発表した。市場は2003年に10億ドル規模を超えるという。

 ただし今後12~18カ月で,電子メール・マーケティング市場における技術サプライヤの整理統合が加速し,過去1年間に見受けられた急激な成長にかげりが見え始める。

 「精通したオンライン販売業者は,ますます完璧なサービスを求め,次の段階に進む電子メール・マーケティングを導入しようとする。これが市場の整理統合を促進する」(Aberdeen社調査ディレクタのKent Allen氏)。

 電子メール・マーケティングは急速な成長を遂げ,CRM(Customer Relationship Management)の1分野であるマーケティング・オートメーションの基礎となった。1999年~2000年に電子メール・マーケティング市場は270%以上も拡大した。市場は2003年末まで引き続き成長すると,Aberdeen社は予測する。簡単でコスト効率が良いこと,長期的な顧客関係を構築できることなどが強みとなる。

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