米Kelsey Groupが米国時間5月22日に,米国小企業の国外向け電子メール・マーケティングに関する調査結果を発表した。ローカライズした電子メール・マーケティングに米国の小企業がかける費用は,2005年に22億ドルを超えるという。

 米国小企業の42%がマーケティングの一環として電子メールを利用するようになる。プロモーション用クーポンが最初の手段としてよく使われるとみる。

 600社の小企業を対象に調査を実施したもの。電子メール・マーケティングには,広告メッセージ,ニューズレター,プロモーション用クーポンなどの配信が含まれる。

 「電子メールは世界的なマーケティング・ツールであり,小規模企業にとって大きな意味を持つ。国外向け電子メール・マーケティングの市場は,今後5年は年平均2ケタの成長率で拡大するだろう」(Kelsey Group社Marketing & Media Group部門上級副社長のDaniel N. Miller氏)。

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