企業間(BtoB)電子商取引向けソフトウエアを手がける米Aribaが2000会計年度第1四半期(2000年10~12月期)の決算を発表した。売上高は前年同期に比べ625%増の1億7020万ドルで過去最高を記録した。

 一時的な費用を除いた実質純利益は1400万ドル,1株当たり利益はは0.05ドルでファースト・コール集計のアナリスト予想平均である0.02ドルを上回った。なお前年同期の同じ条件の純損失は5600万ドル(1株当たり損失は0.04ドル)だった。

 2000年10~12月期にAriba社は,American Airlines, American Cancer Society, Best Buy, PNC Bank N.A., Sara Lee and USAA in North America; Dutch Railways, EuroBank of Greece, TI Group,Cable & Wireless HKT IMS,ソニーなどと契約を締結した。

 また同社と米IBM,米Microsoftの3社が主導で発足したUDDI Projectが「UDDI Business Registry」のベータ版を公開した。

アリバ製品を担いだソフトバンクが2001年春,建設マーケットプレイスを開設へ
UDDI Projectが「UDDI Business Registry」のベータ版を公開,参加企業が130社に
日本アリバのパートナ20社が勢揃い,富士通,NEC,日立,IBMなど集結
医薬品大手の米Pfizerが米AribaのB2B Commerce Platformを採用
IBM,i2,Aribaの「e-marketplace Alliance」が第1フェーズを完了と発表
米Ariba,企業間ネット取引向けの金融サービスを年末にも提供へ
ソフトバンク,日本アリバに出資
米Aribaが日本市場に本格上陸,日本法人にソフトバンク・グループが出資
B2B向けディレクトリの共通仕様策定

[発表資料へ]