マーケティング手法の多様化によるカスタマージャーニーの複雑化や、テクノロジーの進化によるデータ活用の促進を背景に、BtoB においてもマーケティングオートメーションが注目を集めています。

 中でもスコアリングは、商談になりやすいリードの掘り起しにもつながるため、興味をもつマーケターが多いようです。しかし、スコア設計手法の確立が難しく、スコアリングの活用には時間を要すると考える方も多いのではないでしょうか。

 最初からある程度精度の高いスコアルールを設計するには、キャンペーンごとの商談化・成約率を把握する、さらに商談化あるいは成約したリードの属性や行動履歴を分析し、傾向を探ることが近道です。

 本記事では、データ分析に基づいたスコアリング設計の重要性や、分析のための準備と実際の分析手法などについて考察しています。