例年米国で春に開催されるイベント「MARTECH」。マーケティングテクノロジーソリューションを1枚のシートにまとめた“カオスマップ”を公開するイベントとしても知られている。日本国内で2017年に「マーケティングテクノロジーカオスマップJAPAN2017」を公開し、同イベントに毎年参加しているアンダーワークスの田島 学氏が今年のイベントの様子をレポートする。


 2018年4月23日から25日まで、米国サンノゼで開催された「MARTECH 2018」の模様をレポートします。

 MARTECHは、元ION INTERACTIVEのCTO(最高技術責任者)で、現HUBSPOTのヴァイスプレジデントのスコット・ブリンカー氏が発起人となって始まった「マーケティング」「テクノロジー」「マネジメント」をテーマにしたマーケティングテクノロジーのイベントです。

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MATECHの“カオスマップ”は7000目前に

 MARTECHは2014年にボストンで第1回を開催してから年々規模を拡大しており、2018年はサンノゼのマケナリーコンベンションセンターでの開催となりました。3日間にわたり、マーケティングテクノロジーに関する講演やブース出展が繰り広げられました。

 MARTECHの毎年の風物詩となっているのが、ブリンカー氏自らが編集する「Marketing Technology Landscape Supergraphic*1」、通称「元祖カオスマップ」を発表する基調講演です。

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*1  編集部注:2018年版の「Marketing Technology Landscape Supergraphic」はこちらからダウンロードできる。

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