米国の調査会社であるNielsen Entertainmentは米国時間11月30日,エンターテインメント分野の今後の展望に関する調査結果を発表した。携帯電話,PDA(携帯情報端末),携帯音楽プレーヤ,ノート・パソコンなど,急速なモバイル化の進展が,エンターテインメント分野にも大きなビジネス・チャンスをもたらすという。
「携帯電話ユーザー1億4000万人のうち,今後1年間に携帯電話の買い換えを予定しているユーザーは52%に達し,“モバイル革命”が新たなビジネス・チャンスを生むのは明らか」(同社)。同社は,デジタル・エンターテインメント分野で注目すべき動向として,主に以下の項目を挙げた。
- モバイル化
- 無線接続
- ロケーション認識
- プル型配信
- IPテレビ
- 高速ブロードバンド
- 統合サービス
- 量販ゲーム
- カスタム・メディア
- 没入型メディア
また課題としては,デジタル著作権管理(DRM),標準,新ラッダイド運動(19世紀初頭の機械打ち壊し運動が語源),ジェネレーション・ギャップ,製作コストの低下が挙げられた。
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