日本マイクロソフトは2014年6月2日、「Surface Pro 3」の発表会を開催した(関連記事)。発表会には米マイクロソフトのブライアン・ホールSurface&Windows Hardwareセールス&マーケティング担当ジェネラルマネージャーが登壇。「Surface Pro 3はこれ1台でノートPCとタブレットを置き換えられる」と強調する。企業ユーザーから見たSurface Pro 3の強化点などについて、ブライアン・ホール氏に話を聞いた。

(聞き手は井原 敏宏=日経コンピュータ


写真●米マイクロソフト Surface&Windows Hardwareセールス&マーケティング担当ジェネラルマネージャーのブライアン・ホール氏
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Surface Pro 2では企業ユーザーからどのようなフィードバックがあったのか? それを受けて、Surface Pro 3ではどのような機能強化をしたのか?

 Surface Pro 2に対するフィードバックは、一般の社員とIT部門の社員で異なっていた。一般の社員から寄せられた主な意見は一般消費者と同じで、「もう少し薄く、軽くして、画面サイズは大型にしてほしい」というものだった。一般消費者との違いとしては「デスクトップ画面で使用する業務アプリケーションをより使いやすくしてほしい」「タッチペンでより多くのことができると良い」という声があった。

 IT部門からは機能面で多くの要求があった。画面サイズの拡大に加えて、美しい形状が求められた。それによってビジネスチャンスが広がるという意見があった。

 これらの意見を受けて、Surface Pro 3では同Pro 2に比べてより薄く、より軽くするとともに、画面サイズを大型にした。PCとしてはWindowsの機能をフルに使いこなせる処理能力を備え、タブレットPCとしては他のどの製品と比べても美しい形状に仕上がっている。

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