インタビュー
目次
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「海外企業だからできること」を考え、ガイガーカウンターの被災地寄贈を決めた
ロシアKaspersky Lab(カスペルスキー研究所)
最高経営責任者(CEO)ユージン・カスペルスキー氏大手セキュリティベンダーであるロシアのKaspersky Lab(カスペルスキー研究所)は、東日本大震災の被災地向けに放射線検知器「ガイガーカウンター」を5000台も寄贈するというユニークな支援策を実施している。同社CEOのユージン・カスペルスキー氏に寄贈を決めた背景や、Android向けセキュリ…
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安全なだけでなく的確な情報活用を支援していく
米シマンテック 社長兼CEO(最高経営責任者) エンリケ・セーラム氏
セキュリティベンダーであると同時に、ストレージ管理やデータバックアップといった領域のベンダーとしての顔を併せ持つ米シマンテック。今後、シマンテック全体として、どのようなソリューション提供を目指すのか。同社の社長兼CEO(最高経営責任者)であるエンリケ・セーラム氏に聞いた。
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Android端末使いホームICT、ノンPCユーザーの開拓目指す
ケイ・オプティコム サービスマネジメントグループ 部長
福永 尊光 氏ケイ・オプティコムは、FTTHサービス「eo光」のオプションとして、Android端末を使ってホームICTや生活情報、EC(電子商取引)などを利用できる「eoスマートリンク」を試験提供する。11月末まで実証実験を行い、年度内にも本サービスとして提供する予定だ。実証実験の狙いやサービス提供に至った背…
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新コアネットアーキテクチャー「スーパーコア」で急増するIPトラフィックを低コストでさばく
米ジュニパーネットワークス
インフラストラクチャ製品グループ プロダクト・マーケティング副社長
リュック・スーペンス氏IPトラフィックの急増はサービスプロバイダーを悩まし続けてきた。しかしこれまでは、単にルーターや光伝送装置の容量を拡大し、台数を増やすという対策しかなかった。そこで、米ジュニパーネットワークスが提案したのが、コアネットワークの新アーキテクチャー「スーパーコア」と「PTXシリーズ」である。同社の担当…
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[前編]認識高まった分散型ネットの強さ、クラウドでBCPニーズに対応
NTT西日本 代表取締役社長
大竹 伸一 氏2期連続、しかも2010年度は大幅な増益となったNTT西日本。「クラウド」「地域密着」「ひかりWi-Fi」をキーワードに掲げ、東日本大震災によってBCP(事業継続計画)見直しを始めた企業のニーズに応えると同時に、コンシューマーの“固定離れ” 対策に注力する。今後の戦略と展望を、大竹社長に聞いた。
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[後編]品質管理や地域密着が強み、家庭市場は家デジとひかりWi-Fiで
NTT西日本 代表取締役社長
大竹 伸一 氏2期連続、しかも2010年度は大幅な増益となったNTT西日本。「クラウド」「地域密着」「ひかりWi-Fi」をキーワードに掲げ、東日本大震災によってBCP(事業継続計画)見直しを始めた企業のニーズに応えると同時に、コンシューマーの“固定離れ” 対策に注力する。今後の戦略と展望を、大竹社長に聞いた。
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巧妙なサイバー攻撃の手口、SNSの個人情報も攻撃材料に
ベライゾン・ビジネス 調査対応チームディレクター
ブライアン・サーティン氏ソニーやスクウェア・エニックスなど著名な日本企業がサイバー攻撃に遭う被害が相次いでいる。サイバー攻撃の調査に数多く携わる米ベライゾン・ビジネスのブライアン・サーティン氏は「人の脆弱性を突く攻撃に注意が必要だ」と警鐘を鳴らす。同氏に現況を解説してもらった。
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スケールアウト型ストレージの勢いは技術サポート力次第だ
ガートナー ジャパン ITインフラストラクチャ リサーチディレクター 鈴木雅喜氏
ストレージ分野で、従来のスケールアップ型(筐体内でディスク容量を拡張する方式)からスケールアウト型(ディスクだけでなくコントローラーも増設して拡張する方式)への世代交代が起こるという見方が出ている。ガートナー ジャパンでストレージ分野を担当する鈴木雅喜ITインフラストラクチャ リサーチディレクター…
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[前編]ソーシャルメディアに可能性、「衆知経営」実現の武器に
一橋大学 名誉教授
野中 郁次郎氏震災による甚大な被害、原発事故による経済の混乱などに直面し、日本企業は正念場を迎えている。一方、米国企業は急成長するソーシャルメディアなどを活用し、経営をさらに高度化させようとしている。日本企業が苦境を乗り越え、再び輝きを取り戻す道はどこにあるのか。知識経営の第一人者として世界的に知られる野中郁次…
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[後編]イノベーションは非論理的、非常時こそヒーローが生まれる
一橋大学 名誉教授
野中 郁次郎氏震災による甚大な被害、原発事故による経済の混乱などに直面し、日本企業は正念場を迎えている。一方、米国企業は急成長するソーシャルメディアなどを活用し、経営をさらに高度化させようとしている。日本企業が苦境を乗り越え、再び輝きを取り戻す道はどこにあるのか。知識経営の第一人者として世界的に知られる野中郁次…
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[後編]国内でも見えてきたサイバー産業スパイ、被害より放置が問題
ラック 常務取締役 最高技術責任者
西本 逸郎 氏多くの企業が導入を考えるスマートフォン。その際に、大きな阻害要因になるのがセキュリティだ。実際のところ、スマートフォンにはどのようなセキュリティの脅威があるのか。まだ課題が残されているのか。スマートフォンセキュリティ研究所を立ち上げたラックの最高技術責任者、西本常務に聞いた。
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[前編]スマートフォン導入を怖がるな、重要なのは使い方のコンセンサス
ラック 常務取締役 最高技術責任者
西本 逸郎 氏多くの企業が導入を考えるスマートフォン。その際に、大きな阻害要因になるのがセキュリティだ。実際のところ、スマートフォンにはどのようなセキュリティの脅威があるのか。まだ課題が残されているのか。スマートフォンセキュリティ研究所を立ち上げたラックの最高技術責任者、西本常務に聞いた。
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BIツールの新版は、パソコンではなくモバイル機器からの利用を前提に開発した
独SAP BI/EIMソリューション管理担当シニアバイスプレジデント
デイブ・ワイズベック氏「スマートフォンなどのモバイル機器はパソコンに取って代わるものだ。新しいBIツールは、モバイル機器から利用することを想定して開発した」---。独SAPでビジネスインテリジェンス(BI)やエンタープライズ・インフォメーション・マネジメント(EIM)ツールの開発を担当するデイブ・ワイズベック シニアバ…
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[前編]ユーザーの本当のニーズに応える、我々MVNOが市場を変える
日本通信 代表取締役社長 三田 聖二 氏
スマートフォンが注目を集める中、安価な端末やモバイルIPフォンなど新たなサービスを次々に投入する日本通信。2011年4月からのSIMロック解除を背景に、これからどのようなサービス展開を考えているのか。三田社長に戦略を聞いた。
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[後編]“通信電池”でモバイルを使いやすく、今後は実績を見せていく
日本通信 代表取締役社長 三田 聖二 氏
スマートフォンが注目を集める中、安価な端末やモバイルIPフォンなど新たなサービスを次々に投入する日本通信。2011年4月からのSIMロック解除を背景に、これからどのようなサービス展開を考えているのか。三田社長に戦略を聞いた。
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3PAR買収で顧客開拓の武器が揃った
米ヒューレット・パッカード
StorageWorks Division
上級副社長兼ゼネラルマネジャー
デビット・スコット氏米デルとの買収合戦で、米3PARのストレージを手に入れた米ヒューレット・パッカード。3PAR製品はクラウド環境での利用に強みを持つ。これまでにも買収でスケールアウトSANやスケールアウトNASを製品ラインナップに加えてきた。揃えた製品群をどう顧客に訴求するのか。米ヒューレット・パッカードStora…
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Android 3.0搭載タブレット「Optimus Pad」で3D機能を訴求、 LG独自のアプリマーケットも併せて展開
LG Electronics Japan
主任/モバイルコミュニケーション
プロダクト&ビジネスグループ
キム・ヒチョル氏日本で最初に発売されるAndroid 3.0(開発コード名Honeycomb)搭載タブレットとなる韓国LG Electronicsの「Optimus Pad」。NTTドコモが3月末から「Optimus Pad L-06C」として販売する予定だ(関連記事)。Optimus Padは3Dビデオ撮影機能…
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組み込み機器に対する攻撃にはPCとは異なる狙いがある
米マカフィー ワールドワイド エンベデッドセールス担当バイスプレジデント
トーマス・モーア氏マカフィーが、インテルによる買収を契機に組み込み機器向けのセキュリティ事業を強化している。ATM(現金自動預け払い機)やキオスク端末を製造するメーカーと提携し、関係を強化している。その戦略を、組み込み機器向け製品の販売責任者であるトーマス・モーア氏に聞いた。
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iOSがUIのベンチマーク、HTML5は時期尚早
iDeepソリューションズ 副社長執行役員兼CTO Jason W Cherry氏
iDeepソリューションズが開発した企業向けの会議支援システム「TeleOffice」は、タッチ操作を前提とするiPhoneでの利用を当初から想定して開発された。開発の指揮を執る同社副社長執行役員兼CTOのJason W Cherry氏に話を聞いた。
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成功企業は必ずアナリティクス(分析)に取り組んでいる
米アクセンチュア
ハイパフォーマンス研究所
エグゼクティブ・リサーチ・フェロー兼シニア・エグゼクティブ
ジェーン・G・ハリス氏ERP(統合基幹業務システム)パッケージの普及などにより企業が蓄積しているデータ量が増えている。そこで注目されてきたのが「ビジネスアナリティクス」と呼ぶ概念だ。データを分析して過去の傾向を調べるだけでなく、将来の予測にデータを活用し意思決定を支援するという考え方だ。書籍『分析力を武器とする企業』の…