インタビュー
目次
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ファイアウォールの存在が“ソーシャルデバイド”を作りだす
米セールスフォース・ドットコム 共同創業者・テクノロジー統括責任者 パーカー・ハリス氏
米セールスフォース・ドットコムは「ソーシャルエンタープライズ」を掲げ、プラットフォームの拡充や各種サービスの新機能などを発表した。同社の共同創業者でありテクノロジー統括責任者であるパーカー・ハリス氏に、ソーシャルエンタープライズを実現するための技術や“ソーシャルデバイド”を解消する方法などを聞いた…
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業務サーバー機は商品棚から選んで使う
ニフティ クラウド事業部クラウド営業部課長 新井直樹氏 クラウド事業部クラウドビジネス部 渡邊太郎氏
ニフティのIaaSサービス「ニフティクラウド」は2011年8月22日、仮想サーバーイメージを異なるユーザー間でコピーして再利用する「イメージ配布」を実現した。同社クラウド事業に、イメージ配布の背景と意義を聞いた。
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「XE2は、Delphi史上最大のリリースだ」
米Embarcadero Technologies David Intersimoneデベロッパ・リレーションズ担当副社長
米Embarcadero TechnologiesのDavid Intersimone(デビッド・インターシモーネ)デベロッパ・リレーションズ担当副社長が、2011年9月6日に開かれる第20回エンバカデロ・デベロッパーキャンプに合わせて来日し、日経ソフトウエアの取材に応じた。同社の日本法人が9月1…
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マス媒体抜きで短期的な効果を出そうとするからソーシャルマーケティングで失敗する
インテグレート 代表取締役CEO 藤田康人氏
ネットを活用した販促活動は順調に発展しつつあるように見えるものの、ネット販促が成功したと胸を張る企業はまだそう多いわけでもなく、水面下では期待外れに終わった事例も少なくないとされる。かつて甘味料「キシリトール」のブームを仕掛けたことで知られるマーケティングコンサルタント、インテグレート代表取締役C…
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ビッグデータ時代に生きるパターン認識、研究者と技術者の交流が必要
NTTドコモ サービス&ソリューション開発部 部長
米DOCOMO Innovations 社長
栄藤 稔氏クラウド、センサー、スマートフォン、大容量の記憶装置…。さまざまな技術の発展が相まって、「ビッグデータの時代」が到来しつつある。「ビッグデータの時代にはパターン認識の技術が生きる」。こう語るのは、NTTドコモの栄藤 稔サービス&ソリューション開発部長。研究と事業化の両方を知る立場から、ビッグデータ…
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スマホUI、磨くなら「ビジネス視点での判断」が欠かせない
ソシオメディア シニアコンサルタント 川添歩氏
スマートフォンの普及にともない、画面のユーザーインタフェース(UI)に注目が集まっている。使いやすいUIをどう実現するかによって、そのアプリが使われるか、つまり自社の売上が決まってくるからだ。ユーザビリティについてのコンサルティングやUIの設計などを手がけているソシオメディアの川添歩シニアコンサル…
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故障・トラブルの防止が、PC運用管理の新機軸
スイスのKaseya エグゼクティブ・バイスプレジデント兼北東アジア担当ジェネラルマネージャ John Fargis氏
クライアント管理ソフト「Kaseya」を手がけるスイスのKaseyaは、日本法人のKaseya Japanを設立し、製品の国内販売を開始した。特徴は、クライアント管理に求められる主要な機能に加えて、クライアントPCの故障を防止/修復するための機能を提供する点である。
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「企業の安全なスマホ利用」を強力に後押しする
英ソフォス ライナー・ゴーリック CMO(最高営業責任者)
セキュリティベンダー各社は2011年、「スマートフォン向けセキュリティ」を新たなビジネスの場として新製品や新サービスを相次いで投入し、激しくシェアを争い始めている。大手セキュリティベンダーの英ソフォスもその1社である。同社が今後投入を予定しているスマートフォン向けのセキュリティ機能などについて話を…
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[後編]従来手法のICTから抜け出す、新手法への挑戦でモチベーションも向上
日本通運 IT推進部長
野口 雄志 氏仮想化技術を駆使してプライベートクラウドを構築---。いまや珍しい話ではない。しかし日本通運の場合はひと味違う。災害や環境変化への素早い対応を追求し、プライベートクラウドに最先端のネットワーク技術「OpenFlow」を取り込もうとしている。IT推進部長の野口氏に狙いを聞いた。
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[前編]最先端のネット技術「OpenFlow」採用、ビジネスのスピード感を高める
日本通運 IT推進部長
野口 雄志 氏仮想化技術を駆使してプライベートクラウドを構築---。いまや珍しい話ではない。しかし日本通運の場合はひと味違う。災害や環境変化への素早い対応を追求し、プライベートクラウドに最先端のネットワーク技術「OpenFlow」を取り込もうとしている。IT推進部長の野口氏に狙いを聞いた。
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社会基盤としての交通情報提供事業を展開する
野村総合研究所 ユビークリンク事業部長 増田有孝氏
「全力案内!ナビ」というスマートフォン向けカーナビアプリがある。同アプリは、以前はユビークリンクというベンチャー企業が提供していたが、同社は2011年7月1日付でNRIと合併した。合併の理由や今後の事業展開などを、増田有孝ユビークリンク事業部長に聞いた。
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“日本は特殊な国”か、通信を可視化してみたら意外な事実が分かった
米パロアルトネットワークス
ワールドワイドマーケティング担当バイスプレジデント
レネ・ボンバニー氏例えばFacebookやTwitterなどのソーシャルサービスは、実際にどれくらい国内企業ネットで使われているのか---。大手ファイアウォールベンダーの米パロアルトネットワークスは、半年に一度、世界中のユーザー企業を対象に大規模なトラフィック調査を実施し、様々なデータを収集および分析している。来日…
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PaaSの四つのゴールを新アプライアンスで目指す
米IBM WebSphereクラウド担当チーフアーキテクト ジェイソン・マッギー氏
日本IBMは6月、プライベートクラウドを構築するためのアプライアンス製品「IBM Workload Deployer」の出荷を開始した。これまで「WebSphere CloudBurst」という名称で販売していた製品の名前を変えて機能強化したものだ。米IBMでWebSphere関連のクラウド戦略を…
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[後編]輻輳対策にはWi-Fiを積極活用、鍵は多様な手段と情報共有
NTT東日本 代表取締役社長
江部 努 氏東日本大震災で多大な被害を受けたNTT東日本。サービスの回復に向けた応急措置の展開を終え、今後は本格的な復旧・復興の段階に入る。ただし、中継伝送路の新設、補強などのための大規模な工事、輻輳に強いネットワーク作りなど、まだまだ課題は多い。今後についての思いを江部社長に聞いた。
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[前編]インフラのさらなる強化に尽力、被災地のメタル回線も検討課題
NTT東日本 代表取締役社長
江部 努 氏東日本大震災で多大な被害を受けたNTT東日本。サービスの回復に向けた応急措置の展開を終え、今後は本格的な復旧・復興の段階に入る。ただし、中継伝送路の新設、補強などのための大規模な工事、輻輳に強いネットワーク作りなど、まだまだ課題は多い。今後についての思いを江部社長に聞いた。
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無線LAN認証高速化の11aiをAndroid機に先行実装、来年3月にはドラフトに
ルート 代表取締役
IEEE802.11 TGai chair 真野 浩氏無線LANの認証、鍵交換といったセキュリティのプロセスを高速化する規格として、IEEE802.11aiの仕様策定が進んでいる。同方式を提案し、IEEE802.11aiのタスクグループ議長を務めるルート代表取締役 真野 浩氏に、利用シーンや進捗などを聞いた。
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ソーシャルメディアとスマートデバイス時代の企業モデルに備えよう
アクセンチュア 経営コンサルティング本部戦略グループ
エグゼクティブパートナー 清水 新氏ソーシャルメディアとスマートデバイスによって、消費者の行動は大きく変わろうとしている。「人類史上かつてないほどのコミュニケーション革命が起こっている」。アクセンチュアの清水新エグゼクティブパートナーはこう強調する。いま企業が変わるべき新モデルと、ITのあり方について同氏に聞いた。
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「海外企業だからできること」を考え、ガイガーカウンターの被災地寄贈を決めた
ロシアKaspersky Lab(カスペルスキー研究所)
最高経営責任者(CEO)ユージン・カスペルスキー氏大手セキュリティベンダーであるロシアのKaspersky Lab(カスペルスキー研究所)は、東日本大震災の被災地向けに放射線検知器「ガイガーカウンター」を5000台も寄贈するというユニークな支援策を実施している。同社CEOのユージン・カスペルスキー氏に寄贈を決めた背景や、Android向けセキュリ…
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2年後、PaaSは「スイート製品」になる
米ガートナー バイス プレジデント 兼 最上級アナリスト イェフィム・ナティス氏
「今、ベンダー各社がバラバラに提供しているPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)は2013年までに大きく変わっていく」。米ガートナーで、企業システムのインフラストラクチャについて研究するイェフィム・ナティス氏は、こう予測する。同氏の言う大きな変化の一つが、PaaSのスイート化である。Pa…
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運用管理の自動化はアマゾンを手本にせよ
米ニンビュラ CEO(最高経営責任者)
クリス・ピンクハム氏IaaS構築ソフトの「Nimbula Director」を開発する米ニンビュラは、「Amazon EC2」の開発に従事したクリス・ピンクハム氏らが起業したベンチャーだ。クリス・ピンクハム氏は、「アマゾンが先駆者であるAPIを駆使した高度な運用自動化が、実現できるようになる」と語る。