製品&サービス選択ガイド
目次
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場所の制約をなくし多様な勤務形態に対応、クラウド型勤怠管理サービス15種
企業の就業規則はまさに各社各様。雇用形態や勤務時間、給与体系なども、ワークスタイルと共に多様化した。従来よりも柔軟に従業員の勤務状況を一元管理できる勤怠管理システムへの関心が高まっている。その中でも特に、注目が高まっている勤怠管理のクラウド型サービスについて、国内の最新の動向をまとめた。
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クラウド構築やデータベース処理に注目が集まる垂直統合型システム
複雑化するシステム運用を見直すユーザー企業が増えてきた。運用が複雑化するのはマルチベンダーで構築したことが原因だとして、ハード/ソフトを1社の製品でシステム構築する垂直統合型システムに注目が集まっている。ベンダー側も特定分野に的を絞った設定での導入の自動化や運用管理の自律化を進めている。
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普及が進むSaaS型タレントマネジメント、主要3サービスを徹底比較
人材計画の立案や採用、評価、目標管理、学習管理など、「人材活用」にかかわるあらゆる業務を支援する「タレントマネジメント」と呼ぶ業務アプリケーション分野が、注目を集めている。
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システム障害予兆検知ツールの実力、主要4製品を徹底比較
統計理論を駆使してシステム障害の予兆を検知するツール。こうした製品が統合運用管理システムのベンダー各社から発売されている。背景には、クラウドあるいはサーバー仮想化環境の普及による情報システムの複雑化がある。
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Google参入に活気づくオンラインストレージ、主要12サービスを徹底比較
米Googleの参入で、オンラインストレージ市場が活気づいている。これに前後して、真っ向から競合する米Dropboxは共有リンクなどを強化、米Microsoftはフォルダ同期機能を導入、米Amazon.comは便利な専用ソフトを追加するなど、対抗策を矢継ぎ早に打ち出した。米AppleのiCloud…
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DLP製品のひみつ、機密情報の判別や検知方法に大きな違い
DLP(Data Loss Prevention)製品は、機密情報が外部に漏えいするのを防ぐための製品である。メール送信やデータ転送を介した文書ファイルのやり取りなど、主にネットワークを経由した機密データの流出を検知して防御する。製品によって、機密情報の判別や検知方法に大きな違いがる。
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重複排除と仮想化対応でバックアップ処理を効率化するデータバックアップ・ソフト
パンデミックや自然災害を機に、事業継続計画(BCP)の重要性が増している。情報システムの文脈では、在宅勤務を可能にする製品や、災害時のサーバー復旧/データ復旧に関わる製品が、以前よりも増して注目を集めている。こうした中、データ保護という基本的な需要を満たす製品として、データバックアップ・ソフトが市…
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並列処理(拡張性)やデータ転送の低減に工夫凝らすDWH製品
DWH(データ・ウエアハウス)製品は、DWHの構築に向いたデータベース・サーバー製品である。DWHとは、日々更新される業績などのデータを時系列で記録しておく大容量のリポジトリ・データベースであり、この用途に特化した製品が市場を形成している。
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WANは自社ニーズに合わせて信頼性や付加サービスで選ぶ
WANサービスは、企業の拠点間を結ぶのに使われる通信サービスだ。旧来は、拠点間を1対1で接続する専用線がよく使われていた。最近では、インターネットおよびイーサネットの技術的な進歩と普及により、主に(1)IP-VPN、(2)インターネットVPN、(3)広域イーサネット---の3種類のサービスが利用さ…
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メールセキュリティは規模によって選択ポイントが異なる
メール・セキュリティとは,インターネット・メールを仲介役として送り込まれる脅威に対抗するための製品やサービスのこと。具体的な機能は,迷惑メール(スパム・メール)やウイルスを添付したメールの排除だ。最近では内部統制の観点から,メール・アーカイブやメール暗号化,誤送信防止の機能を含むこともある。
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フィルタリング製品は対応プロトコルで選ぶ
フィルタリングは,やり取りしているデータ・パケットやデータの内容をチェックし,あらかじめ設定した条件に合わせて通信データをより分けることを指す。セキュリティ面で代表的なのは,不正アクセスを防ぐためのパケット・フィルタリングだろう。ファイアウォールのほか,ルーター/スイッチ製品などのネットワーク機器…
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ファイアウォールとVPNは利用中のサーバーアプリとの連携に注意
ファイアウォールは,ネットワークとネットワークの間に境界線を設けて,攻撃など不正な通信やセキュリティ・ポリシーに合わない通信が反対側のネットワークに行こうとするのをブロックする機能である。VPNは,複数のLAN間,またはLANとパソコンの間を結ぶネットワーク上に暗号化した通信路(VPNトンネル)を…
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クラウド利用へシフトするウイルス対策と情報漏洩対策
ウイルス対策は,コンピュータ・ウイルスが社内のサーバーやクライアント・パソコンに感染,拡散することを防ぐための対策である。情報漏洩対策は,顧客の個人情報など企業内で管理している重要情報が意図しない経路から外部に流出してしまうのを防ぐための対策だ。それぞれ対策の内容は全く異なり,製品/ソリューション…
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ストレージは用途に合わせて技術を組み合わせる
ストレージとは,文書ファイルやデータベースなどの,情報システムで取り扱うデータ群を格納するための装置である。ストレージは個々のサーバー機にも搭載されているが,データの格納に用いられる典型的なストレージ製品は,通常,サーバー機とは独立した外付けの製品として売られている。
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ネットワーク管理製品がデータの流れやトラブルを「見える化」
ネットワーク管理製品の種類は,大きく二つに分けられる。一つは,ネットワークを構成する機器から各種情報を収集して人間にわかりやすい形にして表示する「ネットワーク管理ソフト」である。もう一つが,電気信号や電波を収集して解析する「テスター/アナライザ」である。
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大規模な無線LANはコントローラで一元管理
無線LAN製品は,LANケーブルを使わずに無線で通信する機能を備えた製品のこと。大きく,無線LANと有線のLANを橋渡しする「無線LANアクセス・ポイント」と,端末側で利用する「無線LANアダプタ」の二つで構成する。ただし最近は,ノート・パソコンやモバイル端末など端末側に無線LANアダプタを内蔵す…