米IDCは,ストレージ・ソフトウエアのサポート・サービス市場に関する調査結果を米国時間6月22日に発表した。それによると,米国では,2004年から2008年にかけて,同市場が年平均成長率(CAGR)6.1%で拡大し,2008年には8億2000万ドル規模に達すると予測する。
IDCプログラム・マネージャのChristine Tenneson氏は,「多くのソフトウエア・ベンダーは,テクニカル・サポート・サービスをストレージ・ソフトウエアの要とすることが,顧客満足度の維持に必要であることを認識しつつある」と説明している。
IDCは,同市場でベンダーが検討すべき点として,以下の項目を挙げている。
・製品にタイするサポート体制を確立する
・ハイエンドのサポート・サービスを拡充する
・販売では,サービスに応じたインセンティブを与える
・系列のサポート代理店を認定する
・他のストレージ・ベンダーとの提携を検討する
なお,調査で分析対象としたベンダーは,米BMC Software,米CommVault,米Computer Associates,米EMC,米Executive Software,富士通,米IBM,米Legato,米StorageTek,米VERITAS Softwareの10社。
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