米Conxionは米国時間11月27日に,米Borland Softwareのソフトウエア開発プラットフォーム「TeamSource DSP(Development Services Platform)」に関して,Borland社と協力体制を敷くと発表した。Conxion社はTeamSource DSPのホスティングと管理サービスを提供する。

 TeamSource DSPは,ファイアウオールを越えてソフトウエア開発プロジェクトを進行できる。「アプリケーション開発の加速化を支援し,部門や地域,企業に分散するチームの橋渡しを目的とする」(両社)。

 Conxion社はアプリケーションやデータベース・サーバーの供給,構築,統合,保守を行う。サーバーは24時間7日間サポート体制のデータ・センターに置き,Conxion社のIPネットワークに組み込む。

 TeamSource DSPの特徴の1つはセキュリティである。「開発者向けソース・コードに適切な管理と保護を施して提供するよう構築した」(両社)という。開発者はワークステーションからインターネット対応のクライアント・アプリケーションを通してソース・コードにアクセスする。ファイル共有機能,バージョン管理機能,コラボレーション機能なども備える。また,専門のセキュリティ・スタッフが24時間7日間体制で開発インフラ全体を管理する。不正な侵入を検出するほか,データ転送速度やハード・ディスク容量が条件を満たしているかを監視する。

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