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米ハンドスプリング,携帯電話機能装備の「Treo」発表,キーボード付きで399ドル
QWERTYキーボードを装備した「Treo 180」とGraffiti技術を用いて入力する「Treo 180g」の2機種を用意する。いずれもPalm OSを搭載。画面は4ビットのグレイスケールのモノクロ表示。解像度は160 x 160画素。重量153g,外形寸法は11cm x 6.9cm x 1.8cm。Visorに比べひとまわり小型化した。 スクリーンを保護するフリップ・カバー付き。カバーは無色透明で,カバーを閉じたまま電話の発信元確認やメッセージ,スケジュールのチェックなどができる。電話の受けるときにカバーを開けると,自動的に受信状態(電話を上げた状態)になる。 CPUは米MotorolaのDragonballプロセサ。動作周波数は33MHz。メモリ容量は16Mバイト。電池はリチウムイオン2次電池を使う。1回の充電で通話時間は約2時間半,待受時間は60時間。HotSyncケーブルや携帯電話のハンズフリー通話用ヘッドセット,デスクトップ・パソコンとの同期化ソフトなどを同梱する。 電話帳,スケジュール帳,WWWブラウジング,メッセージングのアプリケーションへのワンタッチ・アクセス・ボタンのほか,筐体の側面にJog Rockerと呼ぶ画面のスクロール・ボタンを装備した。 電話機能は,発信者番号通知,ワンタッチ・ダイヤル,3者間通話,スピーカー・フォン,バイブレーション機能などを備える。数千件の電話番号を保存可能。デュアル・バンドで国際電話のローミングも利用できる。2002年に予定されているGPRSネットワークのサービス開始に合わせ,アップグレード用ソフトウエアも提供する。Handspring社は米Cingular Wireless,独VoiceStream Wireless(独Deutsche Telekomの子会社)などの無線キャリアと通信サービスの提供に関し契約を結んだ。 メッセージング機能では,SMS(ショート・メッセージング)および電子メールが利用可能。「遅れます」「電話ください」など使用頻度の高い表現をあらかじめ用意することが可能。電子メール・クライアントは米JP Mobileの「One-Touch Mail」。Microsoft ExchangeやPOP3メールに対応する。 Handspring社はTreoの電子メール・ソリューションに関し,Aether Systems社,Infowave社,Neomar社,Synchrologic社,Visto社,Wireless Knowledge社などのソリューション・プロバイダと提携関係に入ったことも明らかにした。電子メールの同期化機能やグループウエア,データベース,SFA(Sales Force Automation)ソリューションなどへのアクセスを提供する。 WWWブラウジング機能は,Handspring社のWWWブラウザ「Blazer」を搭載,HTMLおよびWMLに対応する。ブックマーク機能や128ビットのSSL暗号化機能を備える。 Handspring社はWWWサイトで製品の詳細情報およびデモ・ビデオを公開している。 なお,Handspring社は2002年半ばにカラー表示モデルの「Treo 270」を追加投入する計画である。価格は599ドルを予定している。 米NPD INTELECTが10月11日(米国時間)に発表した米国のPDA市場に関する調査報告によれば,Handspring社のシェアは台数ベースで19.5%。首位の米Palmは51.2%となっている。 ◎関連記事 |