米WorldComと米Sun Microsystemsが米国時間10月1日に,企業向けホスティング製品およびサービスのマーケティングと販売に関して提携を結んだことを明らかにした。

 WorldCom社は米国をはじめ英国(ロンドン),フランス(パリ),ドイツ(フランクフルト),日本(東京)のデータ・センターにSun社のプラットフォームを導入する。Sun社のサーバーやストレージ製品,「Solaris Operating Environment」のほか,Sun-Netscape Allianceの一部門であるiPlanet E-Commerce SolutionsのWWWサーバー・ソフト「iPlanet」を用いる。Sun社はコンサルティング,サービス,サポートも提供する。

 また今回の提携のもと,WorldCom社はSun社製ハードウエアおよびソフトウエアの再販を行う。「WorldCom社は,ホスティングに関するすべてのニーズに対応したワンストップ・ソリューションを顧客に提供できるようになる」(両社)。

 ちなみにWorldCom社の管理ホスティング・サービスはSun社のQoS(Quality of Service)保証プログラム「SunTone Certification and Branding Program」の認定「SunTone Certified」を受けているという。

◎関連記事
米サンがUNIXサーバーの最上位機「Sun Fire 15K」を発表,最大で106 CPU構成
【TechWeb特約】米サンが最大106プロセサ構成のUNIXサーバー「Starcat」を発表へ

【速報】米サンが主力サーバーを一新,「可用性がすべて」と宣言

米サンが新サーバー「Sun Fire」を発表,システムの2重化で耐故障性を高める
加ノーテルと米サンがデータ・センター向けソリューションで提携

[発表資料へ]