・クラス・ライブラリ
Microsoft社のCommon Language Infrastructure(CLI)互換のクラス・ライブラリを開発する。オープンソース・システムのデータベース機能を使ったWebサービスやエンド・ユーザー向けアプリケーションなどが開発できるようにする。
・Linux版Common Language Runtime(CLR)コンパイラ
Just-In-Time(JIT)ランタイム・エンジンにより,LinuxやUNIXなどのプラットフォームでも.NETアプリケーションが動作できるようにする。
Ximian社は,これらのツールやライブラリを2002年半ば頃に利用可能とする予定である。
ソースコードはGeneral Public License(GPL)やLesser General Public License(LGPL)など,現在広く利用されているオープンソース・ライセンス・プログラムのもとで,ライセンス供与を行う。「.NET対応の開発環境やランタイム・エンジンの開発を促す」(Ximian社)。
「Microsoft社はC#やCLIの仕様を欧州電子計算機工業会(ECMA :European Computer Manufacturers' Association)やWorld Wide Web Consortium(W3C)の標準化機関にすでに提出済みであるが,同社のshared sourceライセンスでは対象を一部のみに限定しているため,LinuxやUNIXなどのプラットフォームに向けたアプリケーションの開発を行うことができない。そこで,我々がGNUやGNOMEプロジェクトでのプログラムを再利用して,Webサービスやアプリケーションの開発が自由にできるようにするためのツールを提供する。これにより,Linuxユーザーも.NETプラットフォームの大きなメリットを享受できる」(Ximian社Chief Technoloty Officerで,GNOME FoundationのPresidentを務めるMiguel de Icaza氏)。