米IDCが米国時間7月9日に,アプリケーション・サーバー・ソフトの世界市場に関する調査結果を発表した。おおかたの予測は2000年に市場の成長が鈍り始めるというものだったが,実際には前年比128%増を遂げ,約22億ドル規模に達した。2005年末までこの成長が続くとみる。
ちなみに1999年の売上高は,前年比110%増の9億5700万ドルだった。
アプリケーション・サーバー・ソフトの首位ベンダーは米BEA Systems,2位は米IBMである。それぞれ2000年における売上高全体の18%と15%を占めた。米Sun Microsystemsが3位につけた。シェアは8%だった。
「アプリケーション・サーバ・ソフト市場で生き残るためには,e-businessアプリケーションを構築および導入するために必要な機能をすべて備えたプラットフォームを提供しなければならない」(IDC)。
◎関連記事
■【売れ行きチェック】Webアプリケーション・サーバー
■「アプリケーション・サーバーの首位はiPlanetの『Application Server 6.0』」,Forresterの評価
■米IBMがメインフレーム向け「WebSphere Application Server」を発表
■米Sun Microsystems,既存システムとアプリケーション・サーバーをつなぐJ2EE Connector Architectureのベータ版をリリース
■独シーメンスのe-business化に向けて米IBM,米i2,米CommerceOneが協力
■IBM,i2,Aribaの「e-marketplace Alliance」が第1フェーズを完了と発表
■BEAとBroadVisionがe-businessソリューションで戦略的提携
[発表資料へ]