米QUALCOMMが米国時間5月8日に,米VeriSignから認証サービスの提供を受けることで,契約を結んだことを明らかにした。

 QUALCOMM社のCDMA(Code Division Multiple Access)携帯電話機向けアプリケーション開発プラットフォーム「BREW(Binary Runtime Environment for Wireless)」にVeriSign社のデジタル署名/認証機能を組み込む。携帯電話への不正アクセスの防止やウイルスに感染したソフトウエアの配布といった行為を防ぐ。

 「ユーザーが安心してBREW対応のアプリケーションをダウンロードできるようにする」(QUALCOMM社)。

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[QUALCOMM社の発表資料]
[VeriSign社の発表資料]