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米国無線データ通信市場,あまりに少ない個人ユーザー,開拓の余地大

2001/03/28

 「米国の無線キャリアは,データやインターネット・サービスの提供で,あまりにも幅広いユーザー層を取り込もうとしているため,かえって顧客が獲得できないという誤りを犯している。キャリアはターゲットとする市場を絞り込んだうえで,用途に合わせたアプリケーションやマーケティングを展開すべき」。米Cahners In-Statが米国時間3月26日に調査結果を発表した。

 「米国の企業ユーザーの多くはすでに無線データやインターネット・サービスを利用しているが,個人ユーザー数は60万人あまりにとどまっている。2億5000万という人口からみれば,“浸透”にはまだまだの段階」(In-Stat社のディレクター,Becky Diercks氏)。

 In-Stat社によれば,米国の携帯電話加入者数は1億900万件,インターネットの利用世帯数は6000万戸強という。

 「こうした数字からみれば,無線インターネットの需要は非常に大きい規模であるはず。ユーザーが便利で使いやすいと感じるようなアプリケーションや定額料金サービスをキャリアが提供すれば,顧客を拡大できる」(Diercks氏)。

 その他の調査結果は以下の通り。

・インスタント・メッセージ,位置情報サービス,ニュースや通知機能,バンキングや金融サービス・アプリケーションなどといったサービスが消費者を引き付ける。こうしたサービスの提供には,キャリアとコンテンツ・プロバイダのパートナーシップが欠かせない。

・無線データ・サービス市場における個人ユーザーの割合は2000年に14%だった。ユーザーの需要に合わせたサービスなどが提供できれば,この割合は2005年までに37%程度にまで拡大できる。

・キャリアは「ユーザー向けの無線データ通信機器」「アプリケーション」「サービス」「市場の整合性(market integrity)」の4点に注力すべき。2005年までに個人ユーザー数は3600万人規模にまで拡大可能。

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