Microsoft Teams(以下、Teams)は、Office 365のコミュニケーションツールの1つで、ビジネス向けのチャット機能がメイン。1対1やグループ単位でのチャットやファイルの共同作業、ビデオ会議、音声通話などが可能だ(図1)。300人まで利用できるので、中小企業で使用しても十分な数だろう。今回は、このTeamsを紹介する。

図1●Office 365で利用できるTeamsの画面。個別やグループ単位でチャットなどができる。
図1●Office 365で利用できるTeamsの画面。個別やグループ単位でチャットなどができる。
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 Office 365には、ほかにもインスタントメッセージやビデオ会議機能を持つSkype for Business(以下、Skype)も用意されている。これも1対1やグループのチャットが可能だ。Teamsの大きな特徴の1つは、あらかじめ「チーム」というグループを作成し、それに向けてチャットやファイルの共同作業が可能という点だろう。

 それ以外にも、メンション(@ユーザー名)を使って特定のユーザーに注意を引くように投稿したり、会話にいいねなどを付けたりできる。Microsoftの公式サイトでは両者の機能を比較している。以下にまとめているので、参考にしてほしい(図2)。Skypeの操作に慣れているなら、Teamsの操作も入りやすいはずだ。

図2●SkypeとTeamsの機能。似た機能があるので、操作もわかりやすい。
図2●SkypeとTeamsの機能。似た機能があるので、操作もわかりやすい。
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