メールを書き、送信ボタンを押した瞬間にミスに気づくこと、よくありませんか?添付ファイルの付け忘れや、CCに入れるべき人の入れ忘れ程度であれば小さな問題ですが、送信先を間違えていたり、送るべきでない添付ファイルを送ってしまったり…。メールの誤送信事故が発覚するタイミングは、送信ボタンを押した直後が殆どであるということを聞いたことがあります。
webメールの代表的なサービスであるGmailに、そんなメールの誤送信を防ぐ機能が標準で備え付けられました。6月22日、米国Google社は、デスクトップ版Gmailの標準機能として、「メール送信の取り消し」を追加したことを発表しました。
送信ボタンを押してから最長30秒間、一旦送信してしまったメールの送信を取り消すことができます。この機能は、もともと2009年にGmailの実験的な機能を試すことができる「Gmail Labs」で公開された機能でしたが、これがGmailの標準機能となりました。
当社では、メールの送受信やスケジュールの共有などのグループウェアとして、ビジネス向けのGoogleによるクラウドサービスGoogleAppsを活用しています。そのため、ISMS認証の運用による情報セキュリティーの観点から、元々メール送信の取り消し機能の導入を義務としていました。