IoT(Internet of Things)とウエアラブルに勢いがあり、IT部門は将来に悩んでいる。東京ビッグサイトで開催した、ITpro EXPO 2014の初日が終わっての感想です。

 IoTの勢いは、「『IoTはすでにビジネスのフェーズに入った。今後はアプリケーションが重要』、インテルの平野氏」、「菓子のケースがLinuxコンピュータに、超小型デバイスをインテルが試作」といったインテル関連の記事から感じていただけるのではないでしょうか。

 ウエアラブルについては、「乃木坂46がゴルフに挑戦、スイングNo.1は橋本奈々未さん」を読まれると勢いが伝わるかと思います。アイドルがゴルフに挑戦する姿を生で見たのですが、スマートフォンとクラブに装着する小型の端末で、ここまで精緻にスイング軌道が図れるのか、と驚きました。

 将来に悩んでいるというよりも、果たすべき役割が大きく変わりつつある、というのが正確な表現なのかもしれませんが、IT部門が岐路に立っているのは間違いないでしょう。「経営を変えるIT部門であるためには何が必要?、ANAとLIXILのCIOが議論」、「このままではIT部門は“終活”が必要――『木村岳史の極言暴論ライブ』」といった記事からは、IT部門の今が伝わってきます。

 ITpro EXPO 2014は明日、明後日と続きます。IoTやウエアラブル、IT部門に関連する企画もどんどん登場します。ぜひこちらから、入場料が無料になる事前登録をお済ませのうえ、ご来場ください。