米AT&Tは米国時間12月14日,顧客企業向けにセキュリティ情報を映像配信するWebキャスト番組「AT&T Internet Security News Network(AT&T ISNN)」を発表した。セキュリティに関する最新情報を24時間放送し,「企業が,不正プログラムの繁殖よりも常に一歩先んじた対策を取れるよう支援する」(同社)。

 AT&T ISNNは,同社の監視サービス「AT&T Internet Protect」の加入者向けに提供する。セキュリティ専門家による最新の情報や分析についてビデオ配信するほか,セキュリティ攻撃が発生した場合は,緊急の生放送を実施し,事態が収拾するまで報告を行う。

 AT&T ISNNのデイリー・ニュースは,1日に2回更新する。最新のインターネット・セキュリティおよびネットワーク問題をはじめ,講義,トレーニング,専門家のインタビューなども配信する。

◎関連記事
「企業のネットワーク・セキュリティ,OSよりセキュリティ製品の脆弱性が増加」,米調査
「ITマネージャが考える2005年ネットワーク・セキュリティの脅威はスパイウエア」,米WatchGuard
「DDoS/DoS攻撃による企業の被害額は10億ドルを超える」,米netZentry
「過去2年間でネットワークに侵入された大企業は40%以上」,米調査
「スパイウエアの技術が高度化,検出や削除を避けて企業パソコンに侵入」,米調査
「中小企業のキュリティ脅威,米国はスパイウエア/日独はスパム」,米調査
「企業はスパイウエアの対応に月間13万ドル分のIT時間を費やしている」,米FaceTime
現場担当者がホンネで語る「セキュリティ対策,ここが課題」

[発表資料へ]