2013年9月22日~26日に米国で開催された「Oracle OpenWorld 2013」には、世界中から6万人が参加登録した。
最も注目を集めたのが、OLTPとデータウエアハウス(DWH)を一つのDBで高速に処理できる、インメモリーDBの発表だ。バッチ処理やインデックスを不要にするなど、これまでの常識を覆すポテンシャルを秘める。
クラウド関連の発表も相次いだ。「Oracle Cloud」に、DBクラウドやJavaクラウドなど新たに10種類を追加。ワンストップで顧客のニーズに応えようと、SaaSからPaaS、IaaSまで全てのレイヤーでサービスを充実させている。「OpenStack」への対応も見逃せない。
クラウドの品ぞろえを増やし、DBのカバー領域を広げることで、企業ユーザーの業務を全てオラクル製品に取り込む。“総取り”に向かって突き進む、オラクルの最新動向をつかもう。
Oracle OpenWorld 2013ニュース
- Oracle DBが100倍高速に、エリソンCEOが「インメモリー×カラム型」新機能を発表
- オラクルが「M6-32 Big Memory Machine」を投入
- オラクル、DBバックアップ専用機を発表
- 「コスト削減し、新しいことをやろう」、マーク・ハード社長
- 開発DB作成の効率化などOracle Database 12cのユースケースを披露
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- 「オラクルとの協業は順調」、マイクロソフトが基調講演に初登場