写真●東進ハイスクール 数学科 講師の志田晶(しだあきら)さん(写真:ナガセ)
写真●東進ハイスクール 数学科 講師の志田晶(しだあきら)さん(写真:ナガセ)
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 企業システムの複雑な情報を、様々な相手に説明するのは簡単ではない。ITに詳しくない経営層や利用部門はもちろん、意見の異なる開発メンバー相手でも、説明の仕方が悪ければ、伝えたいことが伝わらず、結果として日々の業務に支障をきたすことになる。ITエンジニアにとって「説明力」は、強力な武器となるものだ。

 そこで今週の週末スペシャルでは説明の極意を紹介する。

聞く気にさせる、誤解を防ぐテクニック

 まず、周囲から「説明がうまい」と評価されるITエンジニアなどに取材し、彼らが日ごろ実践している説明のテクニックをまとめた記事を紹介する。いずれも、プレゼンテーションのように周到な準備ができる機会に限らず、聞かれたその場で説明するときにも活用できるものだ。

聞く気にさせる「意識合わせ」の極意

相手を見抜き、誤解を防ぐ「表現」の極意

数学のカリスマ塾講師に学ぶ「説明の極意」

相手にとっての“真の課題”に焦点をあてる

 説明力を高めるには、分かりやすい表現、論理的な話の展開、間の取り方など、いくつか気をつけるべきことがある。中でも重要なことは、相手が説明を聞く目的を意識して、そこに焦点をあてることだ。以下、説明力を高めるための基本的な考え方を紹介する。

相手が受け入れやすい伝え方,意識していますか?

日頃から相手に「伝わる話し方」を意識しよう

相手に納得・合意してもらう「説明力」を身につける

評価を高める仕事術(15)「ひと言で語れない」人が残念な理由

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