2007年度のソリューションプロバイダの業績を見ると、収益力や生産性が改善したことが分かった。金融機関を中心とするIT投資が堅調に推移したほか、内部統制やプロジェクトマネジメントへの取り組みが奏功したからだ。一方、売上高上位20位までの企業と、それ以下の企業との間で収益力の差が開いている実態も明らかになった。変化の波を乗り越え淘汰の時代を生き残れるか。ソリューションプロバイダの実力が試されている。
目次
進む収益力の二極化 淘汰の時代の始まりか成長性ランキング
上位の多くがM&A効果 頭打ちの傾向が鮮明に
収益力ランキング
引き続き堅調に推移 管理強化の取り組みが浸透
生産性ランキング
積極的な改善策が効果を発揮 前期比3.8%の増の平均192万円
平均年収,平均年齢など…,その他の経営指標ランキング
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