Linuxのコマンドを「やりたいこと」でまとめました。「やりたいこと」を実行するためのコマンドと使用例を掲載しています。コマンドの基本を学びたい方は「Linuxコマンド道場」を参照ください。ファイルの操作からテキスト・ファイルの処理方法まで,例題に基づいて学べます。
Linuxコマンド逆引き大全 |
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ファイル・サイズを適当な単位で表示する |
$ ls -lh![]() $ df -h ![]() $ du -h ![]() |
「ls-l」などでファイルのサイズを表示しようとすると,バイト単位で出力される。このままだと,Mバイト単位の大きなファイルについては容量が把握しづらい。こうしたときは,「-h」オプションを付けると,サイズに合った適切な単位で表示してくれる。
通常はバイト単位でサイズが表示される $ ls -l 合計4190 -rw-rw-r-- 1 number number 4262991 Jul 24 19:34 large -rw-rw-r-- 1 number number 6849 Jul 24 19:35 middle -rw-rw-r-- 1 number number 13 Jul 24 19:36 small 「-h」オプションを付けるとそれぞれのサイズに合った単位で表示してくれる $ ls -lh 合計4.1M -rw-rw-r-- 1 number number 4.1M Jul 24 19:34 large -rw-rw-r-- 1 number number 6.7k Jul 24 19:35 middle -rw-rw-r-- 1 number number 13 Jul 24 19:36 small |
また,ls以外でも,du,dfといったファイル・サイズを扱うコマンドの多くで-hオプションを使用できる。ただし,それぞれのコマンドのバージョンによっては,使えないこともある。
関連事項 |
ls,du,df,ディレクトリ内のファイルを一覧する,ディレクトリの使用サイズを調べる,ディスクの空き容量を表示する |