navigator
 |
・ブラウザ名やバージョンなど,ブラウザ固有の情報を提供するオブジェクト |
mimeTypes
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・ブラウザがサポートしているMIMEタイプの詳細情報を値に持つプロパティ。
・ブラウザがサポートしているMIMEタイプの詳細情報を、添番「0」から始まる配列として持つ。 |
plugins
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・ブラウザがサポートしているプラグインの詳細情報を値に持つプロパティ。
・ブラウザ がサポートしているプラグインに関する詳細情報を、添番「0」から始まる配列として持つ。 |
screen |
・ディスプレイに関する情報を提供するオブジェクト |
event |
・イベントに関する情報を取り扱うオブジェクト
・タグ内に設定されたイベント・ハンドラからだけでなく,ウインドウ上のどこからでもイベントを取得できる
・Firefoxを含めたMozilla系ブラウザでは,イベントに関する値が一度変数に代入され,そこから値を取り出すのに対し,Internet Explorerでは「window.event.プロパティ」としてオブジェクトの階層に沿って記述して値を取り出すInternet Explorerで値を取り出す場合,最上層のオブジェクトである「window」は省略可能また,Opera,Safariは,Mozilla系ブラウザ,Internet Explorer両方の用法がサポートされている
・JavaScript1.2で追加されたオブジェクト |
window |
・ブラウザ自身や,アラート・ダイアログ・ボックスなどの各種ダイアログ・ボックスの情報を提供したり,操作したりするオブジェクト
・ナビゲータ・オブジェクトや,DOMの中でもHTMLタグ要素やブラウザの機能,情報を持ったオブジェクトの階層の最上層に位置するオブジェクトである
・windowオブジェクトは,より下の階層に位置するdocumentオブジェクト,Frameオブジェクト,historyオブジェクト,locationオブジェクト,Linkオブジェクト,Anchorオブジェクト,Formオブジェクト,Areaオブジェクト,Imageオブジェクトなど,多くのオブジェクトをプロパティとして含んでいる
・ナビゲータ・オブジェクトを記述する場合,オブジェクトを特定するために,オブジェクトの階層に沿って記述する必要があるしかし,最上層のオブジェクトである「window」は,省略可能 |
Frame
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・frameの情報を提供したり,操作したりするオブジェクト
・フレームの情報を取得し利用することによって,フレーム操作の幅を広げることができる
・frameオブジェクトは,それ自体がwindowオブジェクトのプロパティでもある
・locationオブジェクトを記述する場合,最上層のオブジェクトである「window」は,省略可能 |
document |
・HTMLファイルおよび,そこに記述されるドキュメントの情報を提供したり,操作を行うオブジェクト
・documentオブジェクトは,それ自体がwindowオブジェクトのプロパティでもある
・documentオブジェクト自身も,Linkオブジェクト,Imageオブジェクト,Area オブジェクト,Anchor オブジェクト,Formオブジェクトなど,多くのオブジェクトをプロパティとして含んでいる
・documentオブジェクトを記述する場合,最上層のオブジェクトである「window」は,省略可能 |
Link
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・HTMLファイル内のリンクの配列を作成し,リンク1つずつの情報を提供するオブジェクト
・HTMLの「a」要素を,JavaScriptのオブジェクトとして取り扱う
・Linkオブジェクトは,それ自体がdocumentオブジェクトのプロパティでもある
・Linkオブジェクトを記述する場合,最上層のオブジェクトである「window」は,省略可能 |
Anchor |
・Anchorオブジェクトは,ページ上のアンカー(<a>)の「0」から始まる配列を作成し,その中に各アンカーの情報を格納している
・HTMLファイル内のアンカーの配列を作成し,リンク1つずつの情報を提供するオブジェクト
・HTMLの「a」要素を,JavaScriptのオブジェクトとして取り扱う
・Anchorオブジェクトは,それ自体がdocumentオブジェクトのプロパティでもある・Anchorオブジェクトを記述する場合,最上層のオブジェクトである「window」は,省略可能 |
Form |
・Formに関する情報を提供したり,操作したりするオブジェクト
・HTMLの「form」要素を,JavaScriptのオブジェクトとして取り扱う
・
データ入力を受け付けて送信するだけでなく,入力内容のチェックや入力されたデータの計算を,ブラウザ側で行ったり,リアルタイムでフォームの内容を変化させるなど,フォームの利用方法を広げることが可能
・Formオブジェクトはそれ自体がdocumentオブジェクトのプロパティとなる
・Formオブジェクトを記述する場合,最上層のオブジェクトである「window」は,省略可能
・Formオブジェクトには,Textareaオブジェクト,Textオブジェクト,FileUploadオブジェクト,Passwordオブジェクト,Hiddenオブジェクト, Submitオブジェクト,Resetオブジェクト, Radioオブジェクト,Checkboxオブジェクト,Buttonオブジェクト,Selectオブジェクトなど,多くのオブジェクトをプロパティとして持っている |
Button
 |
・Buttonオブジェクト |
Checkbox |
・Checkboxオブジェクト |
Hidden |
・Hiddenオブジェクト |
Password |
・Passwordオブジェクト |
Radio |
・Radioオブジェクト |
Reset |
・Resetオブジェクト |
Select |
・Selectオブジェクト |
Submit |
・Submitオブジェクト |
Text |
・Textオブジェクト |
Textarea |
・Textareaオブジェクト |
FileUpload |
・FileUploadオブジェクト |
Area |
・イメージマップの定義やその情報を提供するオブジェクト,ページ上のリンクの「0」から始まる配列を作成し,その中に各リンクの情報を格納している
・HTMLの「area」要素を,JavaScriptのオブジェクトとして取り扱うAreaオブジェクトはLinkオブジェクトのLinkの配列内に含まれるこのためオブジェクトの参照は,Linkオブジェクト同様,「document.links[インデックス]」となる
・Areaオブジェクトは,それ自体がdocumentオブジェクトのプロパティでもあるAreaオブジェクトを記述する場合,最上層のオブジェクトである「window」は,省略可能
・JavaScript1.1で追加されたオブジェクト |
Image
オブジェクト |
・画像に関する情報を提供したり,操作を行うオブジェクト
・HTMLファイル上の「img」要素の[0]から始まるimages配列を自動的に作成するこれにより,「img」要素内で設定した「name」属性あるいは「id」属性で参照する以外にも,配列でも画像を特定できる
・画像ファイルの情報を提供するほか,画像を後から置き換えることも可能そしてこれを利用すると,画像をアニメーションさせたり,イベント・ハンドラと組み合わせることにっよて,インタラクティブに画像を切り替える,といったような効果が,ウェブ上で実現できる
・HTMLの「img」要素を,JavaScriptのオブジェクトとして取り扱うほか,ビルトイン・オブジェクトのようにNewを使って,オブジェクトを新たに作成できる
・Imageオブジェクトは,それ自体がdocumentオブジェクトのプロパティでもあるImageオブジェクトを記述する場合,最上層のオブジェクトである「window」は,省略可能
・JavaScript1.1で追加されたオブジェクト |
history |
・ブラウザがロードしたページの来歴に関する情報を提供するオブジェクト
・historyオブジェクトは,それ自体がwindowオブジェクトのプロパティでもある
・historyオブジェクトを記述する場合,最上層のオブジェクトである「window」は,省略可能 |
location |
・表示されているページのロケーションに関する情報を提供するオブジェクト
・locationオブジェクトは,それ自体がwindowオブジェクトのプロパティでもある
・
locationオブジェクトを記述する場合,最上層のオブジェクトである「window」は,省略可能 |
Date
オブジェクト |
・日付や時,分などの時間に関する情報の取得や設定を行うオブジェクト
・ブラウザ起動時,そのマシンから時間の情報を取得し加工する
・各マシンが置かれている場所のローカル・タイムを扱うため,CGIでは難しい世界各地のローカル・タイムに合わせて処理できる |
Math
オブジェクト |
・数値計算関連のオブジェクト |
string
オブジェクト |
・文字列に対して修飾や検索などの操作を行うオブジェクト
・JavaScript1.1からnew演算子を使ってインスタンスを作成できるようになった |
Array
オブジェクト |
・配列を作成,操作するオブジェクト |
Function
オブジェクト |
・関数を作成したり操作したりするオブジェクトnewを使って新しい関数のオブジェクトを作成できる
・JavaScript1.1からのオブジェクト
・argumentsプロパティは,JavaScript1.0から存在したが,JavaScript1.1から正式にfunctionオブジェクトのプロパティに加えられた |
Object
オブジェクト |
・ユーザー独自の新しいオブジェクトを作成するオブジェクト |
Boolean
オブジェクト |
・真(true),偽(false)の値を作成するオブジェクト |
Number
オブジェクト |
・最大値などの属性を持った数値を作成するオブジェクト |
ビルトイン・
オブジェクト |
・JavaScriptには,始めから定義されている関数があり,それをビルトイン関数という
・これらの関数はグローバル・オブジェクトのメソッドとして参照される
・ビルトイン関数はオブジェクトに依存することなく,スクリプト内のどこからでも使用できる |