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解説記事
・本「javascriptリファレンス」について
・javascriptの使い方入門

説明

  • イベントに関する情報を取り扱うオブジェクト。
  • タグ内に設定されたイベント・ハンドラからだけでなく,ウインドウ上のどこからでもイベントを取得できる。
  • Firefoxを含めたMozilla系ブラウザでは,イベントに関する値がいったん変数に代入され,そこから値を取り出すのに対し,Internet Explorerでは「window.event.プロパティ」としてオブジェクトの階層に沿って記述して値を取り出す。Internet Explorerで値を取り出す場合,最上層のオブジェクトである「window」は省略可能。また,Opera,Safariは,Mozilla系ブラウザ,Internet Explorer両方の用法がサポートされている。
  • JavaScript1.2で追加されたオブジェクト。
構文
 
 event.プロパティ
 オブジェクトからイベントを取得する方法
  イベントを取得するオブジェクト.取得するイベントタイプ = 関数 | スクリプト
 イベントタイプからイベントに関する情報を取り出す方法
 ・Firefoxを含むMozilla系ブラウザ
   変数.プロパティ
 ・Internet Explorer
   (window.)event.プロパティ

プロパティ
type イベントのタイプ
screenX イベントが発生したディスプレイ上のX座標
screenY イベントが発生したディスプレイ上のY座標
clientX イベントが発生したクライアント上のX座標
clientY イベントが発生したクライアント上のY座標
pageX イベントが発生したページ上のX座標
pageY イベントが発生したページ上のY座標
offsetX イベントが発生した要素上のX座標
offsetY イベントが発生した要素上のX座標
keyCode イベントが発生した時のキーのASCIIコード
which イベントが発生した時のキーのASCIIコード
(Mozilla系ブラウザ独自)
メソッド
toString オブジェクトを文字列で返す
valueOf オブジェクト内の値を返す
toSource オブジェクト内の値を文字列で返す