米Googleが,Web検索結果の履歴を管理する機能「My Search History」(ベータ版)を発表した。検索操作や検索結果からのWeb閲覧履歴をGoogle社のサーバーに自動保存する。このためユーザーはどこからでも自分の履歴を利用できるという。

 同社のシステムにサイン・アップすると,My Search Historyへのリンクがユーザー用Googleホーム・ページや検索結果ページの右上に現れる。検索履歴は,ユーザーがサイン・アップしている期間のみ保存する。

 過去に実行した検索操作の結果を確認できるほか,前回開いたWebページや閲覧頻度,特定の日に行った検索回数なども調べられる。日付を指定して検索履歴を見たり,検索結果を履歴から削除することも可能。

 対応Webブラウザは以下の通り。利用するにはJavaScriptを有効にする必要がある。

・Microsoft Internet Explorer 4.0以降
・Firefox
・Netscape 6.0以降
・Mozilla
・Safari 1.2以降

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