米Eastman Kodakは,米National Semiconductorのイメージング事業部門を買収することを米国時間8月24日に発表した。同事業部門は,CMOSイメージ・センサーの開発,製造を行なう部門。Kodak社は,同社の資産買収により,次世代CMOSイメージ・センサーの設計に向けたリソースと技術の補強を狙う。買収金額は明らかにしておらず,手続きは数週間以内に完了するという。

 Kodak社は,知的財産,機器を含む特定の資産を買収して自社のイメージ・センサー・ソリューション部門の管轄下に置く。National Semiconductor社のイメージング事業部門に所属する約50名の従業員も同社に迎える。

 買収に伴い,同社はイメージ・センサー・ソリューション事業の新しいオフィスをカリフォルニア州サニーベールに開設する。同オフィスは,National Semiconductor社から移籍した従業員が勤務し,ニューヨーク州ロチェスターにあるKodak本社のチームと連携しながらCMOSイメージ・センサーの設計を行なう。

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