ソニーの米国法人Sony Electronicsは,新しいデュアル形式対応の内蔵型DVDドライブ「DRU-540A」を米国時間6月7日に発表した。同ドライブでは,8倍速対応のDVD+Rディスクに12倍速で書き込みが可能。追記型のDVD1枚への書き込みは,およそ6分間で完了する。

 同製品は,DVD-Rの8倍速,DVD+/-RWの4倍速,CD-Rの40倍速,CD-RWの24倍速など,さまざまな形式の書き込みに対応する。Windows 2000と同XPに対応しており,ATAPIを介してデスクトップ・コンピュータ,サーバーに接続できる。ビデオ・オーサリング・ソフト,DVD/CD記録ソフト,アイコンをドラッグして簡単にファイルやフォルダを記録できるソフトを収録するNeroソフトウエア・スイートなどが付属する。

 内蔵型のDRU-540Aリライタブル・ドライブは7月に出荷される。推定小売価格は180ドル。世界の再販店,小売店,メール・オーダー,オンライン・ショップを通じて入手できる。購入日から1年間の保証が付く。

◎関連記事
「家庭用PC向けDVD記録装置,今後18カ月の販売台数は1100万台以上に」,DVD業界団体の調査
ソニー米国法人,容量23GBの光ディスク「ProDATA」を発表
東芝とNECが次世代大容量DVDの新規格を提案,「30Gバイト記録でき,現行DVDとの互換性確保が容易」
米Microsoft,「Windowsの将来版で主要な書き込み可能DVDフォーマットすべてに対応」と発表

発表資料へ