米Microsoftが米Lindows.comを相手取って起こしていた「windows」の商標権侵害訴訟で,シアトルの米連邦地方裁判所は捜査スケジュールの都合で開廷日を2004年3月1日に延期した。Lindows.com社が米国時間11月25日に明らかにした。
この訴訟は,Lindows.com社の名称と同社の製品「LindowsOS」がMicrosoft社の登録商標「Windows」をまねているとして,2001年12月にMicrosoft社がLindows.com社を提訴したもの。略式裁判を請求していたが,シアトル連邦地裁は2003年1月にこれを却下した。
その結果,「Windowsという言葉が商標として有効かどうか」の判断が,陪審裁判の手に委ねられることになった。現在は「Windowsという名称は一般的なので商標として不適切」とするLindows.com社の主張に関して争われる。陪審裁判は12月1日に始まる予定だった。
また,Microsoft社は,Lindows.com社の「MSfreePC」キャンペーンに関しても11月初旬にLindows.com社を訴えている。Microsoft社は,カリフォルニア州集団訴訟の和解で同社が発行するクーポン券に関して,Lindows.com社に申請手続きを代行処理する同キャンペーンの中止を要請していた。Lindows.com社がこれに従わなかったため,Microsoft社は,同キャンペーンを通じた申請の拒否をカリフォルニア州高等裁判所に求めている。
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