米AOL Time WarnerのAmerica Online(AOL)は,企業向けインスタント・メッセージング(IM)管理ソフトを手掛ける米Akonix SystemsをIM事業のパートナ企業「AIM Certified Partner」に認定した。両社が米国時間10月15日に発表した。

 提携のもと,AOL社はAkonix Systems社の「Akonix L7 Enterprise」ソフトウエアを,AOL社のIMサービス「AOL Instant Messenger(AIM)」向け管理製品として認定した。製品の認定により,ソフトウエアが正常に動作することが保証される。

 両社は,「AIM Certified Partnership Program」を通じて,企業向け次世代AIMアプリケーションの構築で協力する。認定により,Akonix Systems社は,企業ユーザー向けにAIMネットワークと互換性を持つ機能の開発が可能になる。AIMネットワークにアクセスを提供するAkonix製品は,AOL社からもサポートされる。

 Akonix L7 Enterpriseは,企業で使用されるIMの管理,保存,レポートを行なう。セキュリティの脅威に対応し,企業ネットワークにおいて消費者向けIMに企業向けメッセージング機能を追加して有用性を高める。

 Akonix L7は,IMシグネチャの変更向け動的プロトコルのアップデート・サービスを提供する。オプションで新しいAIMサービスとその他のIMプロトコルのアップデートを自動的に通知する。同製品は,幅広い企業ポリシーに対応させることができる。

 同日,IMに関して競合他社もいくつかの発表を行なっている。米Yahoo!社は,企業向けIM製品「Yahoo Business Messenger 2.0」のリリースとオンライン会議とコラボレーション・サービスを手がける米WebEx社との提携を発表した。米Microsoft社は,企業内でインスタント・メッセージやビデオ会議などを行うリアルタイム・コミュニケーション製品「Live Communications Server 2003」に関して,米IMLogic社や米FaceTime社を始めとする9社があらたに同製品のサポート・パートナとして加わったことを発表している。

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発表資料(1)
発表資料(2)