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2002年Q4の世界セキュリティ機器市場は前期比15%増,「ファイアウオールとVPNがけん引」米IDCは米国時間4月9日,2002年第4四半期の世界セキュリティ機器市場について調査した結果を発表した。同市場は前期と比べ15%成長し,工場出荷時の売上高が3億5500万ドルとなった。IDCによると,「2002年中,前期比で最も高い成長率」(同社)という。 ファイアウオール/VPN関連機器が,売上高ベースで90%のシェアを占め,セキュリティ機器市場を圧倒的にリードしている。また,ネットワーク侵入検知機器も勢いをつけており,売上高が前期比19%増と,市場全体の成長率を上回った。 「企業はセキュリティ機器を,セキュリティ確保のための礎石とみなし始めている。景気の低迷にも関わらず,ファイアウオール/VPN関連機器が強い伸びを示し,ネットワーク侵入検知機器も着実に人気が増している」(IDC,Security Products Serviceプログラム担当ディレクタのCharles Kolodgy氏) ベンダー別にみると,米Cisco Systemsが売上高ベースの市場シェア約37%を獲得して,首位の座を維持。また,米Netscreenは売上高が前期比約32%も増加し,トップ5ベンダーの中では最も急速に成長した。 しかしIDC,Security Products Serviceプログラム担当副社長の Chris Christiansen氏は,「市場シェアはベンダーの業績を判断するうえで,わずかな手がかりにしかならない」と述べ,「セキュリティ機器市場は価格帯によって対象ユーザーが全く異なり,一つの価格帯での成功が,別の価格帯での成功を保証できるわけではないからだ。各ベンダーは新製品を投入し,市場の行方を握る価格帯への参入を急いでいる」と説明した。
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