米Tarantella社が米国時間9月30日に,米IBM社,米Red Hat社と,企業システムのインフラを統合するソリューションで協力することを発表した。このソリューションは,中規模から大規模の企業がさまざまなITアーキテクチャを容易かつ経済効率良く統合できるようにするもの。

 具体的には,IBM社のxSeriesサーバー,米Red HatのLinuxオペレーティング・システム,Tarantella社のEnterprise 3ソフトウエアを組み合わせている。現在イタリアの大手旅行会社で実際に運用されているという。

 同ソリューションは,既存のサーバーまたはソフトウエアを置きかえることなく分散された異種アーキテクチャの統合を可能にする。Red Hat社のLinuxオペレーティング・システムが,オープンソースのオペレーティング・システムの安定性と柔軟性を提供し,Enterprise 3が,ユーザーがリモートからすべてのWindows,UNIX/Linux,メインフレーム・アプリケーションにアクセス可能にするミドルウエアを提供する。既存のコードを書き直す必要はない。

 先ごろイタリアのIBM xSeries Technology Centreにて,Xeon MPプロセサ4個搭載のxSeries eServer 440上で動作するスタンドアロンのミドルウエア・サーバーのベンチマーク測定を実施した。Red Hat Linuxオペレーティング・システムとEnterprise 3ソフトウエアを搭載した同サーバーは,同時に1万を超えるTarantellaセッションに対応した。

 同ソリューションは,同年10月1日からローマを皮切りにイタリアの4都市で開催される共同で主催するイベントにて公開される。

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