注目の書籍

好評発売中!

IT業界徹底研究就職ガイド2013年版

IT/ネット業界で働くと いうことを分かりやす く解説。2013年3月卒 業の学生向けの1冊。

必聴講座ご紹介

Cloud Days Tokyo 2012
クラウド時代を勝ち抜く企業戦略を考える

エムオーテックス


Cloud Days Tokyo 2012
クラウド時代の企業インフラとユーザー環境の姿

ヴイエムウェア


Cloud Days Osaka 2012
クラウドでIT維新を〜ビジネスを加速させるベストプラクティス

アマゾン データ サービス ジャパン

情報システム

ニュース

ITpro

「米MSのPassport,ユーザー数は増えたが大部分は他のサービスが目的」と米ガートナーの調査

2002/04/18

 米Gartnerが米国時間4月17日に,米Microsoftの認証サービス「Passport」の登録ユーザー数に関する調査結果を発表した。それによると,「登録ユーザー数は大幅に増えたものの,大部分のユーザーがPassport以外のサービスを利用するために登録している」(Gartner社)という。

 2002年2月のユーザー数は1400万人で,2001年8月の700万人に比べ6カ月間で2倍となった。しかし,Gartner社は増加の要因を,「消費者がPassport機能に興味を抱いているというよりも,『Hotmail』『Windows XP』『Microsoft Messenger』などで登録が必要ということが大きい」とみている。

 Gartner社副社長兼調査ディレクタのAvivah Litan氏は,「通常は消費者の要求が新しい製品やサービスの導入を後押しするが,Passportサービスの広まりはこの一般的なルールから明らかに外れている」と分析する。「消費者のほとんどは必要があるから登録するのであって,Passportの提供する便利な機能に対する関心は高くない」(同氏)

 2002年2月時点で「Microsoft社のほかのサービスで必要なためPassportに登録した」と答えたユーザーは84%いた。同様のユーザーは2001年8月には61%であった。一方,「複数のIDとパスワードを一つにまとめるためPassportに登録した」と答えたユーザーは,2002年2月は2%であったのに対し,2001年8月は16%いた。

 ただしMicrosoft社は,他社の競合または補完するサービスよりも,消費者から比較的高い信頼を得ている。具体的には,銀行が認証または電子財布サービスで消費者の47%から信頼されているという最も高い値を示したのに対し,Microsoft社は12%で2位であった。以下,クレジット・カード発行会社(8%),米AOL Time Warner傘下のAmerica Online(6%)が続く。

 Gartner社のアナリストによると,Passportの普及はMicrosoft社のWebサービス戦略に必要不可欠なものだという。「Passportの登録ユーザーが増えるほど,Passportを採用する企業にMicrosoft社がより多くのWWWサーバーやWebサービスを販売できる。そして,Passporでより多くのユーザーをコントロールすることになる」(Gartner社)

 「その結果,将来Microsoft社はより多くの広告売上,関連契約,見込み顧客の取引紹介料を得ることになる」(Avivah Litan氏)

◎関連記事
米MSがPassport認証で方針転換,Kerberosを用いた共通ネットの構築を提案
米Microsoftが注力するPassport機能,未登録ユーザーの7割は「今後も利用せず」--米ガートナー調べ
Liberty Alliance Projectに新たに11社が加入
AOLが米サン主導のユーザー認証技術標準化団体「Liberty Alliance Project」に参加
「MSの自由にはさせない」,米サン,ドコモ,ソニーなど33社がPassport対抗の認証技術で結集
マイクロソフト vs. Liberty連合---あなたの個人情報を巡る両刃の剣
電子証明書はシングル・サインオンの決定打になるか

[発表資料へ]

この記事に対するfacebookコメント

nikkeibpITpro

読みましたか? 〜 未読記事をご紹介