オンラインでITスキルのテストや認定を行う米Brainbenchは米国時間3月7日,2001年の全米の都市エリアにおけるIT IQのトップ10を発表した。その結果,もっともIT IQが高いのはサンフランシスコの都市地域であることが明らかになった。
これは,全米200を越える都市において10部門のITスキルに関する認定を受けたITプロフェショナルの数を集計した結果である。同調査では,Active Server Pages,C,C++,コンピュータ技術サポート,HTML 3.2,HTML 4.0,Java 1,Java 2,Javascript,ネットワーク技術サポート部門の認定を対象にしている。
米国のトップ10メトロポリタン・エリアは次の通り。
順位 都市 1 サンフランシスコ/オークランド/サンノゼ 2 ニューヨーク/ノーザン・ニュージャージー/ロングアイランド/コネチカット 3 ワシントン/バルチモア 4 イリノイ州シカゴ/ゲーリー/ソルトレイクシティ 5 テキサス州ダラス/フォートワース 6 ロスアンゼルス/アナハイム/リバーサイド 7 ジョージア州アトランタ 8 ミシガン州デトロイト/アナーバー 9 ワシントン州シアトル/タコマ 10 コロラド州デンバー/ボールダー
同年のトップ10リストには,新しくニューヨーク/ニュージャージー/コネチカット,ワシントン/バルチモア,コロラド州デンバー/ボールダーが入っている。また同年のリストからは,ローリー/ダーラム,ミネアポリス/セントポール,ミルウォーキー/ワイオミング州ラシーヌ,グリーンソーボ/ウィンストンセーラム/ハイポイント,ミズーリ州セントルイス,テキサス州オースチン,オハイオ州デイトン/スプリングフィールド,ネバダ州ラスベガスが外れた。
「昨年の結果を見ると,認定に対する要求が増大している。都市エリアでは,ITプロフェッショナルが認定によって信頼性を獲得している。また別の調査からも,認定を持つITプロフェッショナルは,持たない人よりも所得が多いことが分かっている。企業側では,多くの企業が人材の再配置とともに,トレーニングに集中させるために認定を利用している」(同社)
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