米Yahoo!が米国時間9月27日に,2種類の企業向けインターネット放送サービスを始めることを明らかにした。企業通信事業であるYahoo! Broadcast Services社が担当する。
「企業が,顧客や従業員,企業パートナとコミュニケーションをとるための手段を提供する」(Yahoo!社)としている。
今回開始を発表したサービスは「Virtual Conference」と「Executive Communications Center」。
Virtual Conferenceは,世界中各地から数千人の人々がアクセスできる。主な特徴は以下の通り。
・プレゼンテーションに合わせたオーディオ,ビデオ,情報スライド機能や,関連する他のミーティングを閲覧する機能。
・投票,質疑応答,書類共有,視聴者調査といったインタラクティブ・ツール。
・参加者の登録,出席確認,会議後のレポート機能。
・アーカイブとホスティング。
・(対応していれば)ペイ・パー・ビュー機能。
Executive Communication Center-Breaking News Channelはニュース速報チャネルとして,企業や事業内容に関連のある情報を配信する。
◎関連記事
■「音声/ビデオ/データ統合ネットがビデオ会議の普及を促す」と米Yankee Group
■「2005年に利用されるDSL向け付加価値サービスは現在の16倍に」,米社の調査
■「従業員はビデオでのeラーニングを希望,企業はVODが必須に」と米ガートナー
[発表資料へ]