米IBM傘下の米Tivoli Systemsが7月23日に,iモード携帯電話機を使ってポリシ管理ソフトウエア「Tivoli SecureWay Policy Director」の動作を確認したことを明らかにした。iモード携帯電話機を通じてアプリケーションとデータへのアクセスの認証および許可を行うことができる。
「Tivoli SecureWay Policy Directorを用いることで効果的な認証と許可を行い,一貫したセキュリティとプライバシ・ポリシを提供することがでる」(Tivoli社Enterprise Management Solutions部門上級バイス・プレジデントのCarl Kessler氏)。
Tivoli SecureWay Policy DirectorはIBM社の「WebSphere Everyplace Server」の一部として提供されている。すでにWAP機器に対応しおり,次回リリース版からiモードへの対応機能が加わる。価格はユーザー数に応じて異なる。日本語,中国語,英語,フランス語,ドイツ語,イタリア語,韓国語,ポルトガル語,スペイン語に対応する。
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