|
|
米Palmが業績見通しを大幅下方修正,Extended Systemsの買収計画を断念米Palmが米国時間5月17日に,2001年3〜5月期(2001会計年度第4四半期)の業績見通しを下方修正を発表した。売上高が1億4000万〜1億6000万ドルの範囲にとどまる見通し。同社が先に発表していた売上高見通し3億〜3億1500万ドルから大幅に下方修正する。同社の前年同期の売上高は3億5000万ドル,前期は4億7100万ドルだった。 営業損失は1億7000万〜1億9000万ドルとなる見通しである。先の発表時には8000万〜8500万ドルの営業損失を見込んでいた。なおPalm社は前年同期の決算で1300万ドルの営業利益,前期の決算では400万ドルの営業利益を報告していた。 Palm社CEOのCarl Yankowski氏は,製品出荷の遅れが今回の業績見通しの下方修正の主な要因と説明する。「m500ファミリ製品の出荷が予定よりも遅れている。これにより2001年3〜5月期におけるディストリビュータ,小売業者,再販業者の追加注文が滞った」(同氏)。加えてこの出荷の遅れにより,既存製品の売り上げも世界中で滞ったという。さらに,米国外に広がった景気低迷の影響もあるという。 同日Palm社は,米国時間3月6日に発表していた米Extended Systemsの買収計画を中断したことも明らかにした。景気と市況の低迷が原因と説明する。両社がこの合併計画を中止することが両社や両社株主にとって最善の方法という結論至ったという。 Extended Systems社は,企業向けモバイル・ソリューションのベンダー。Palm社はExtended社を買収することで,企業向けのソリューション事業を拡充すると発表していた。買収は,株式交換で行う予定で,総額はおよそ2億6400万ドル,買収手続きの完了は2001年6月を予定していた。 なおPalm社は前期決算の発表時に,約250人の正社員と契約社員の削減計画や,本社建設延期などのリストラ策を発表している。 ◎関連記事 |