IDC Japanがまとめたユーザー企業のAI(人工知能)システムの利用状況によると、AIシステムを「全社的に利用している」と回答した企業は12.3%、「事業部門で利用している」と回答した企業の割合は25.6%となり、2018年調査(2018年4月実施)からそれぞれ0.4ポイント、3.2ポイント上昇した。

 AIの利用目的は「働き方改革」「経営状況の把握」「経営の改善」などが多く、企業の社内改革を優先しているという。また、AI導入時の課題はリーダーシップや組織を挙げた回答が多い。

「企業のAIシステム/RPAの利用状況」に関するアンケートを2019年2月に行い、有効回答数は1250社(うちAI/RPAに関する回答者は従業員規模100人以上の883社)
「企業のAIシステム/RPAの利用状況」に関するアンケートを2019年2月に行い、有効回答数は1250社(うちAI/RPAに関する回答者は従業員規模100人以上の883社)
(出所:IDC Japan「国内AIシステム、およびRPAの企業ユーザー調査」、2019年4月18日)
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